Tuesday, 15 April 2014

マリオ・シュレーダーがバレーで描くチャップリンの生涯と作品

数年前にライプチヒのオペラハウスで観た作品と同じものと思いますが,当時,街角に張り出されたポスターに「チャップリン」と「ゲバントハウス管弦楽団」の文字が見えたので,ゲバントハウス管弦楽団がチャップリンの映画音楽を演奏するのか,ではなんとしても聴きに行かなければと行ってみたら,これが大間違い.なんとも奇妙な作品で(現代バレーなどとはおよそ縁遠い私にとっては)「やれやれ,ポスターはちゃんと読まなければいけないな」と後悔しましたが後の祭り.それでも,折角入ったのだからと我慢して最後まで観ましたが,けたたましい音楽と意味がよくわからない集団舞踏の連続でさすがに疲れました.ただ,登場するダンサー(ライプチヒオペラバレーチーム)の中に数名,東洋人と思われる男性が混じっているのに気がつきました.均整のとれた体型を見て,韓国の人たちだろうかと思いましたが,あとで日本人であることを知り,こういう場所で活躍する日本の若い人もいるのだと感心したことを思い出します.(ビデオをご覧になるとお気づきになるかと思います.)いずれにせよ,現代バレーはこりごりと言うと言い過ぎですが,やはり自分には蒸気機関車の追っかけ,つまりSLスポッティングのほうが向いているとつくづく感じさせられた経験でした.


2013年,ドイツ中部放送制作,99分

(ご参考迄に,こちらがライプチヒオペラの公式サイトにおけるダンサーのリストですが,何人か日本人名(男性および女性)が見えます.皆さん,とても素敵な若者です.ライプチヒに立ち寄られる際には是非一度,彼らの公演をご覧になることをお薦めします.)

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