Monday, 8 December 2014

クリスマス,家周りの飾り付けのヒント

サンタクロースやトナカイで飾られたラス・べガス風とでも呼ばれそうなものは,フランスでは好まれないようです.L'OBSのこちらの記事の本文内の上の二枚の写真は悪い見本,下の二枚は良い見本だそうです.これは,日本人の私でも判る気がします.

個人的に好きなのは,木彫技術で有名なドイツのエルツ山地(Erzgebirge)のシュヴィブボーゲン(Schwibbogen)と呼ばれる飾りで,チューリンゲンなどでクリスマスの時期,家の中で窓辺に置かれます.この時期,チューリンゲン地方を夜,列車で移動することがあると,雪に覆われた街の家々の窓辺に映るシュヴィブボーゲンのほのかなシルエットが独特のおごそかさを感じさせてくれます.そして,エルツゲビルゲ地方の名産品の中で特に好きなのがブラムのムース(Pflaumenmousse).ジャムのようにパンにつけて食べたりもします.そういえば,クリスマスに頂く鵞鳥の料理に栗のプラムソース煮などが添えられることがありますね.

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