Thursday, 25 December 2014

『メランコリア I』の500回目の誕生日

アルブレヒト・ デューラー(Albrecht Dürer:1471-1528)の"Melancolia I"が制作されてから丁度500年.これまで多くの専門家によって,この絵の中に描かれている多面体が何を意味するのか,その謎解きが試みられてきましたが未だに真相は明らかになっていません.


Jan Schneider/www.discretization.deから

これまでに発表された仮説の主なものは以下のとおり:
  • 水晶体
  • すべての角はひとつの球に接している
  • さいころをふたつくっつけたもの
  • フリーメイソンのシンボル
  • 画家が何かを消し去った跡
なお,同じ絵の右上の鐘の下に見える魔法陣のいちばん下の行に15と14が書かれていますが,それらを合わせた1514は,この絵が制作された年になります.

以上,SPIEGELの"Dürer-Polyeder: Ein mysteriöser Körper wird 500"からでした.

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