フランス人の二人に一人はフォア・グラに反対

肥育したアヒルや鵞鳥の肝臓から製造されるフォア・グラ．クリスマス前の今月20日にOpnionWayが実施した世論調査によると，全体でフランス人の47%が，また，女性に限れば56%が，こうした家禽の肥育禁止に賛成だったそうです．興味深いのは，回答した人のうち29%が，肥育される家禽が可哀想として購入しないと述べたそうです．この数字は昨年の調査結果に比べて10%の上昇．フォア・グラの生産量では世界一を誇る本家（？）フランスですが，動物愛護の精神はかなり深く浸透しつつあるようです．なお，デンマーク，フィンランド，ドイツではフォア・グラの生産は禁止されています．

以上，L'Obsの"Foie gras : près d'un Français sur deux contre le gavage"からでした．