Sunday, 28 December 2014

ドイツの蒸気機関車01形ファンの方へ朗報 - ウルム鉄道友の会所有の3気筒重油燃焼機01 1066復活!

今年の9月にオーバーホールが完了し,大勢のファンが待ちこがれていた動態復活を果たしました.(詳しくは,ドイツ語ですがUDFのこちらのページをご覧下さい.)今年のドレスデンSL祭は,01形誕生90周年ということで,多くの01および03が出揃うとのことですが,01 1066も,もちろんその中に含まれているとのことです.UDFの年間スケジュールのダウンロードはこちらから.なお,形状から判るように,この機関車は元西独国鉄(DB)に所属していたため,EDV番号は012 066-7ですが,プレートは帝国鉄道時代のものを付けています.(東独国鉄には3気筒の01形は存在しませんでした.)ところで,もう1両,012の動態保存機としてオランダSL財団の10 1075(012 075-8)がありますが,ことによると,彼女も今年のドレスデンSL祭に姿を見せるかも知れません.

そこで,久しぶりに鉄道プランナーの中で1066号機の勇姿を見ることができる機会を探してみると少なくとも今年前半では次の運行が予定されているようです.
その他,01 202(DB仕様機)と01 118(旧帝国鉄道仕様機)については以下の運行が予定されています.
  • 5.21 - 5.25:01 202が牽引するラインゴールド号
  • 5.24, 25:週末に開催されるTaunus蒸気機関車祭.01 118牽引の特別列車が両日共Furankfurt-HöchstとKönigstein間を数往復します.52形牽引の特別列車も運行されます.詳しい時刻表はまだ公開されていませんが,主催するフランクフルト保存鉄道協会のサイトのこちらのページを確認ください.(今年の様子を写した写真を数枚こちらのポストに載せてあります.なお,撮影の際には,いずれのSLもフロントをKönigstein方面に向けたままで,方向転換はありません.Furankfurt-Höchst駅には後部,つまり炭水車を先頭にして入線して来ます.そして,Königsteinに戻るときに列車の先頭に移動します.その様子を撮影する場合は,到着するプラットフォーム上ではなく,隣のプラットフォームで待機したほうが良いようです.下図参照.)
Furankfurt-Höchstの駅.Königsteinから到着する列車を牽引する機関車は,おしりから薄緑色の矢印が示すように一番北側のトラックへ入線してきます.そして,同じフォームの向かい側のトラック,あるいはその隣のトラックを使って列車の先頭に移動します.そのため,白い矢印で示したように,となりのプラットフォームの,どちらかというとKönigstein寄りで待つとよさそうです.
下は,今年の冬,クリスマス市が開かれていたモントルーへ向かった01 202牽引特別列車の映像です.

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