Wednesday, 24 December 2014

バルト3国は第2のウクライナとなるか

来年前半期のEU議長を務めることになっているラトビアは,もちろんEU寄り.そして,国家の財政破綻が懸念されるロシア.やぶれかぶれとなったプーチン大統領が,今度はバルト3国に対し,ロシア系住民の保護を名目に軍事侵攻に踏み切る可能性が指摘されています.そうした場合,NATOに加盟している3国を守る為にNATO軍は出動するのでしょうか.仮に出動しない場合,紛争の前線はポーランド,さらにドイツ国境迄迫ってきます.可能性は高くはないと思われますが,少しですが,きな臭くなりつつあるスポットです.なお,3国におけるロシア系住民の比率は次のとおりです.ソビエト連邦崩壊以降,少数派となった,これらの人々がそれぞれの国に於いて何かと差別の対象となっていることも事実です.
  • エストニア:26%
  • ラトビア:27%
  • リトアニア:6%
詳しくは,NZZのこちらのビデオをご覧下さい.(ドイツ語)

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