5月2日付Les Echosの"Revenus : les inégalités se sont creusées depuis trente ans dans le monde"に掲載されていた下図ですが,黒い印が1981年において,そして赤の印が2012において,OECDの加盟各国の最も富裕な1%の人たちの所得が国民全体の所得に占めた割合を示しています.つまり,国民全員を所得順に並べたとして,最上位の1%を構成する人たちの所得の合計が総国民所得のうちの何パーセントを占めているかを示しているというわけです.例えば日本の場合,1981年当時は7%程度だったのが,2012年では10%になっています.そして,特にアメリカや英国では大きな変化が起きたこと,つまり所得格差の拡大が顕著だったことが判ります.
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