Tuesday 6 May 2014

空飛ぶスイートルーム,エティハド航空のAirbus-A380にまもなく登場

まずは,ロビーでウェルカムコーヒーと高級チョコレートでおくつろぎ下さい.そのあとは3室で構成された豪華な個室へお移りいただきます.もちろん寝室には,寝心地抜群のダブルベッドを用意してございます.

アラブ首長国連邦アブダビ首長国の国営航空会社が提供する,この超豪華クラスは今年の12月よりアブダビ,ロンドン間で,また来年2015年からはアブダビ,シドニー間で利用が可能になるそうです.なお,今のところ,料金は公表されておりません.

とりあえず,ウェブギャラリーをお楽しみ下さい.(ダブルベッドを備えた個室の大きさは12 m2.ところで浴室はあるのでしょうか.もし,入浴中に乱気流に遭遇でもしたら少々面倒なことになりそうです.)

以上,5月5日付シュピーゲルの"Etihad Airways: Fliegende Luxus-Suiten"からでした.

以下,少し私個人の希望を述べさせていただくと,もしA380の内装を日本風に改装するとしたら,まず展望室を設けてほしいと思います.
できれば,純和風のスイテ37010形のような.(仏壇か霊柩車のような印象を受けるという理由で日本のお客様には不評だったそうなので,さらに洗練させる必要があるとは思いますが.)そして,なんといってもお座敷は不可欠でしょう.(できれば掘りごたつ付)そこで,おいしい料理をいただきながら,芸者さん達や幇間の方たちの洗練された芸を堪能させて頂ければ最上の空の旅となること請け合いです(少なくとも私にとっては).もっとも彼らが住吉踊りでかっぽれなどを踊っているときに乱気流に遭遇すると足下が少し不安定になって踊りづらくなるとは思いますが.その点,落語,講談などは座って演じられるので問題は少ないと思われます.空の上で百物語などに耳を傾けるのも一興です.その場合,さすがにロウソクは使えないでしょうから,お座敷客室のライトを一灯づつ消して行くということにしたら如何でしょうか.また,刃止めが施されてあったとしても刀剣類の機内への持ち込みは許可されないでしょうから,剣舞のようなものは残念ながら機上では鑑賞できそうにありません.(こちらは,乱気流に遭遇するとかなり危険です.)

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