Thursday, 1 May 2014

数千キロ離れた避難地で暮らすソマリア人児童とシリア人児童の文通による交流(写真集)

難民の支援などの活動を行っている団体CAREが発案したプロジェクトにより,ケニアのダダーブの避難所で暮らすソマリアの子供たちとヨルダンで避難生活を送るシリアの子供達の間で文通が行われることになりました.一枚目の写真には,自分の書いた手紙を掲げるダヒル・モハメド君の姿が写っています.彼は,数千キロ離れた土地で同様の運命を背負って生きている会ったことの無いシリアの友達へ「皆さんは,シリアの星でいてください.そして,未来の大統領になってください.」と書きました.そして,手紙の最後には「We are praying for peace.」の言葉が見えます.文通し合う子供たちの多くは,その手紙のなかで学校に通うことの大切さについて述べていますが,CAREが行った調査によると,ヨルダンに避難しているシリアの子供たちのうち就学しているのは60%に留まっているそうです.

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