インフォーグラフはこちらです.以下,その抄訳です.
ユーロに関する条約においては,ある加盟国を他の国々が脱退させることはできません.そもそも,条約は加盟国が脱退することは想定されていません.もし,ギリシャがユーロ圏から離脱するとなると,それは自らが決定する必要があります.その場合,ギリシャがEU自体から脱退する必要もでてくるものと考えられます.なお,現時点では首相候補とみられるSyrizaのAlexis Tsipras代表はギリシャのユーロ圏離脱の意向を示しておりません.(Cf.Blitzanalyse: Linksruck in Griechenland - was jetzt passiert in SPIEGEL)
以下,グラフ上のそれぞれのアイコンを押すと表示される説明です.(時計回り)
仮に金融改革が進み,企業の競争力が回復したとしても,彼らは負債をユーロで返済しなければなりません.逆に企業が倒産した場合は,債権者である外国の銀行や取引先は未回収分が損失となり,経済危機は他国へと飛び火してゆきます.いずれにせよ,ギリシャの経済全体が破綻する恐れがあります.
下は,ギリシャの負債の債権者を示すグラフ.
26日付関連記事Griechenland und der Euro: Tsipras und die drei Szenarienによると,ギリシャの税収は昨年11月から大幅に減少し,2015年の国家予算は23億ユーロの赤字となっています.同時に多くの外国資本が国外に流出しており,その額は昨年末には30億ユーロ,今年になってからは1月の第1週だけで50億ユーロにのぼっています.
ユーロに関する条約においては,ある加盟国を他の国々が脱退させることはできません.そもそも,条約は加盟国が脱退することは想定されていません.もし,ギリシャがユーロ圏から離脱するとなると,それは自らが決定する必要があります.その場合,ギリシャがEU自体から脱退する必要もでてくるものと考えられます.なお,現時点では首相候補とみられるSyrizaのAlexis Tsipras代表はギリシャのユーロ圏離脱の意向を示しておりません.(Cf.Blitzanalyse: Linksruck in Griechenland - was jetzt passiert in SPIEGEL)
以下,グラフ上のそれぞれのアイコンを押すと表示される説明です.(時計回り)
- Millardenverluste für Deutschland(ドイツが被る多額な損失):
- Marktturblenzen(金融市場の混乱)
- Vershärfung der Staatsschuldenkrise(特定の国の財政状況悪化)
- Ansturm auf Banken in Europa(ヨーロッパの銀行への資金の流入)
- Politische Verwerfungen(政治情勢の悪化)
- Rezession und Unternehmenspleiten(景気後退と企業倒産)
仮に金融改革が進み,企業の競争力が回復したとしても,彼らは負債をユーロで返済しなければなりません.逆に企業が倒産した場合は,債権者である外国の銀行や取引先は未回収分が損失となり,経済危機は他国へと飛び火してゆきます.いずれにせよ,ギリシャの経済全体が破綻する恐れがあります.
下は,ギリシャの負債の債権者を示すグラフ.
26日付関連記事Griechenland und der Euro: Tsipras und die drei Szenarienによると,ギリシャの税収は昨年11月から大幅に減少し,2015年の国家予算は23億ユーロの赤字となっています.同時に多くの外国資本が国外に流出しており,その額は昨年末には30億ユーロ,今年になってからは1月の第1週だけで50億ユーロにのぼっています.
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