逮捕されたのは,ロシア系銀行の行員で39歳のEvgueny Bouriakov.主に,アメリカがロシアに対して課している経済制裁に関する情報を収集し,同時にスパイのリクルート活動も行っていました.シリア内戦,ウクライナ危機,さらにマグニツキ氏の獄死を巡る対立により,両国の関係は冷戦以降最悪の状況になっていますが,そのなかで起きたこの逮捕劇の進展が気になります.(標題について:ジャン・ルカレの小説の題名は『寒い国から帰って来たスパイ』です.)
Just in: FBI arrests Russian spy in the Bronx who was part of ring attempting to collect economic intelligence & recruit #NYC residents
— FBI New York (@NewYorkFBI) 2015, 1月 26
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