Saturday 24 August 2013

『アメリー』,ブロードウェイデビューへ

『アメリー・プーランの素晴らしい運命』(Jean-Pierre Jeunet監督作品,2001年)というと主人公のアメリーを演じたのAudrez Tautouの出世作ですが,まもなくブロードウェイのミュージカルとして上演されるというお話です.

計画を打ち明けたのは作曲家Dan Messeで,自身が所属する団体HemのFacebook上で伝えたそうです.制作には劇作家のCraig Lucasや作曲家のNathan Tysenらが加わるとのこと.

映画『アメリー』のフランスにおける観客動員数は860万人,世界中で1億5千2百万ドルの興行収入を記録したという大ヒット作.最優秀外国語映画賞を含むオスカー賞5部門にノミネートされました.

以上,8月23日付電子版L'Expressの記事""Amélie Poulain" va devenir une comédiemusicale à Broadway"からでした.

個人的な感想ですが,この映画の登場人物の中で特に好きだったのは,画家のDufayelさんと八百屋の店員のLucien.好きなシーンは,アメリーが自分の死を想像するシーンで特にその中で石切をするショットでした.Joseph役のDomique Pinonも良かったですね.彼を初めて見たのは,何ともグロテスクな映画"Delicatessen"(1992年,フランス)でしたけど.それと,後で知ったのですが,店員のLucienを手荒く扱うためにアメリーからお仕置きを受けるMonsieur Colligonの八百屋もメアリーの勤務先のLe Café des 2 Moulinsのそれぞれパリに実在するようですね.前者はrue des Trois-Frèresに,そして,後者はモンマルトルに.

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