Thursday, 29 November 2012

スペイン,核のゴミ行方不明

ドイツの電子版SPIEGEL誌の11月28日付の記事Spanisches AKW verschlampt Atommüllによると,スペインのAscó所在の原子力発電所から出された放射性廃棄物のうち,233ユニットの所在の記録が紛失し,どこに貯蔵されているか不明だそうです.当局は,すでに捜査を開始していますが,当該原子力発電所の所有者は,2007年にも,放射能で汚染されている蒸気を空気中に発散させた罪に問われ,1540万ユーロの罰金を払っています.

以上が記事の要約ですが,記事が掲載されているページに,今年の8月に公開された,世界の原子力発電の状況を表したグラフへのリンクが貼られていました.改めて見てみると,日本は,原子力による発電量では,米国,フランス,ロシアに続き,世界第三位なのですね.

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