Sunday 18 November 2012

コペンハーゲン市,タブレットPC付き公共レンタルサイクル導入へ

11月17日付電子版"SPIEGEL"誌の記事"Kopenhagen schraubt Navi an Lenker"より.

来年から,デンマークの首都,コペンハーゲンを自転車で巡るのがさらに楽しくなりそうです.コペンハーゲンと言えば,アメリカやヨーロッパの都市における公共レンタルサイクルの草分け*1)ですが,そこで貸し出される自転車に,来年からタブレット形コンピュータが搭載されるというのです.端末には,ナビゲーション機能が装備され,借りる際に,利用者(観光客)の希望に応じて,三つの異なるルートが提案されます.そして,訪れた地区の名所に関する情報はもちろん,ショッピングのディスカウント情報,レストランのスペシャルメニューなど,あらゆる便利な情報が,まさにリアルタイムで表示されます.

この,デンマーク,スペイン,そしてオランダの企業によって共同開発された新しいシステムは,20 クローネをデポジットとして払えば,誰でも利用することができます.自転車もなかなかシックなデザインとのこと.

以上が,記事の要約ですが,自転車でヨーロッパを巡る場合に役立つのが,"The European Cycle Route Network"のサイトです.昨年,北ドイツのフーズムを訪れた際,St. Peter-Ordingの自転車屋さんで借りた自転車に乗って,このサイトでも紹介されている"North Sea Cycle Route"のごく一部の区間ですが,Westerheverの灯台まで往復しました.天候にも恵まれ,北海沿岸のサイクリングはなかなか楽しい経験でした.次回,もし機会があったら,ドナウ川沿いのサイクルロードを走ってみたいなどと思っております.

大勢の観光客で賑わうWesterheverの灯台

*1) 1995年,世界に先駆けて公共レンタルサイクル制度を導入

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