Monday, 23 March 2015

国連のWorld Population Prospectsに基づいたSPIEGELのインタラクティブインフォーグラフ (ドイツ語)

World Population Prospectsのページへはこちらから.SPIEGELのインフォーグラフへはこちらからどうぞ.(各グラフの色分けされた各部分の上に矢印を置くと数値が表示されます.一番下の折れ線グラフでは,線上の丸印を矢印で触れて下さい.)

後者において,最初の横棒グラフは,訳さずともお判りと思いますが,各国人口の平均年齢を示したものです.横軸の'Jahre'は'年齢'です.その下の色分け地図の'Median'は'メディアン'です.その国の人を1人ずつ年齢順に並べて全員の丁度真ん中に来る人の年齢というわけです.'Veranderung'は'変化'.2000年以降の平均年齢の変化の幅を示しています.黄土色が一番若返った国の-7%,そして焦げ茶色が一番年取った国の+41%.中間の各色は,両数値の間に位置する中間値を意味しています.(色が濃くなるに従って平均年齢の上昇率が高い.) 次のドーナツグラフは,ドイツの世代別人口比率で,凡例の左から14歳迄,真ん中は15歳から64歳まで,そして右は65歳以上です.次の立て棒グラフは,各国における世代別人口比率です.凡例は,ドイツのそれを表したドーナツグラフと同様.最後の折れ線グラフは,ドイツの社会保障制度に関わるもので,収入を得られる人,つまり就労可能な100人が,それ以外の何人(14歳以下の子供と65歳以上の人)を経済的に支えなければならなくなるかを示したものです.凡例の左から100人に対する65歳以上の人の数,次は同じく14歳以下の子供の数,最後は同じく両方(子供と年金生活者)を合計した数で,2100年になると就労可能の100人が未就労の子供と年金生活者の合計91人を養って行かなければならなくなるということです.それ故に社会保障制度の改革が急務であるとされているのです.日本は,ドイツの場合よりもさらに深刻であることは論を俟ちません

以上,SPIEGELの21日付In Deutschland liegt die Lebensmitte bei 46,3 Jahrenからでした.

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