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Sunday, 8 May 2016

エボラ出血熱の流行によって増加する性的暴行被害 (フランス語)

Friday, 18 March 2016

エボラ出血熱: ギニアで新たに2件の感染を確認 (フランス語)

WHO,アフリカ西部におけるエボラ出血熱の終息宣言 (フランス語)

Friday, 15 January 2016

WHOによる終息宣言の数時間後,シエラレオネでエボラ出血熱による死者確認される

関係者が喜べたのも束の間だったようです.

Sunday, 2 August 2015

カナダで開発されたエボラワクチン,ギニアで100%の効果確認される

Monday, 11 May 2015

エボラ出血熱.専門家たちがWHOの遅過ぎた対応を批判

報告では,WHOが動き出す迄に2ヶ月を要したと指摘されているそうです.

Thursday, 23 April 2015

エボラ出血熱より深刻なマラリアの被害

アフリカでは,1分に1人,5歳未満の子供がマラリアで死亡しています.そして,1日にマラリアで亡くなる人の数はおよそ1,400人,1年ではおよそ600,000人にもなります.4月25日は,世界保健機構によって世界マラリアデーに定められています. また,マラリアは,紛争地域から避難する難民たちへの深刻な脅威ともなっています.

Sunday, 5 April 2015

Sierra Leone's Kailahun district records first Ebola case in months

Friday, 27 March 2015

エボラ出血熱用ワクチン,現地での臨床テスト順調に進む

SRFの速報(スイス時間12:07配信)によると,リベリアにおいて600名ものボランティアが参加した2種類のワクチンの臨床テストは問題なく実施されたようです.使用されたワクチンには危険性は認められなかったとアメリカのアメリカ国立衛生研究所は発表しました.今後は,数千人もの協力を得てそれらの効果のテストが実施されます.なお,数日前から,ギニアでもカナダで開発されたワクチンのテストが開始されています. (Cf. Studie: Ebola-Impfstoff zeigt in Tests gute Verträglichkeit in SPIEGEL)
また,新しく開発された別のワクチンも,サルを使ったテストによってその効果が確認されています.

Friday, 13 March 2015

エボラ出血熱の次は麻疹 - 衛生状況の悪化が深刻化する西アフリカが直面する新たな脅威

助産婦が不足し,出産できない妊婦たち,受けるべき医療の提供者がいないマラリア患者,そしてワクチン接種を受けられない子供たち等々.西アフリカにおけるエボラ出血熱は,感染者を出した国の医療体制全体にも深刻な打撃を与えました.

現在,エボラ出血熱の患者数は,感染がもっとも広がったシエラレオネ,ギネアでは低水準で推移しており,リベリアでは,最後に感染が確認された患者が退院したことが報告されています.しかし,プリンストン大学のTakahasi Saki氏が率いる研究チームの調査によると,これらの3カ国における麻疹の感染者数はエボラ出血熱の発生以前に比べ,およそ10万人程増加したというのです.(127,000人から227,000人へ.)その結果,麻疹による死者数も5,000人程増加したとみられています.

麻疹はくしゃみからでも感染する感染力が非常に強い病気です.先進国においても1,000人の感染者のうち1人から3人が,この病気のために亡くなっています.同病による死亡率は,エボラ出血熱による被害がもっとも大きかった西アフリカ3カ国のように栄養状態が悪く,とくにビタミンAが不足している場合,麻疹に感染すると10人のうち1人が亡くなると世界保健機構は述べています.医療体制が破壊されたといっても過言でもないこれら3カ国で,現在,ワクチンの接種を受けられる子供の数は,以前に比べ75%も減少しています.

以上,3月12日付SPIEGELのFehlender Impfschutz: In Ebola-Gebieten droht schwere Masern-Epidemieからでした.なお,上記内容について詳しくは,Scienceのこちらの記事をごらんください.

Saturday, 7 February 2015

富士フィルムのアビガン錠,ギニアでの臨床試験でエボラ出血熱への効果が確認される

すでに2014年秋,発症した国境なき医師団の看護婦に投与され,完治に至らせた実績が報告されていますが,今回,オランド大統領より,ウィルスの増殖が進んでいない患者にアビガン錠(Avigan)を投与した場合,成人,未成人ともに死亡数が減少したことが発表されました.今回の臨床試験は,フランスのInserm(l'Institut français pour la santé et la recherche médicale)による監督の下,ギネア当局,国境なき医師団,Alima,そしてフランス赤十字社により,ギネアの成人,未成人合わせて80人の患者に対し実施されたものです.製造元の富士フィルムは,昨年末の時点ですでに20,000人分もの在庫があるとしており,迅速に製造ができ,使用方法も簡単なアビガンは,現時点で唯一の効果が期待出来る薬というわけです.

なお,こうした動きに呼応するかのように,国際通貨基金も感染者の数が最も多いシエラレオネ,リベリア,ギネアの債務に対し,合計100万ドルの軽減措置を講じることを発表しています.

以上,L'OBSのEbola : un antiviral japonais affiche des résultats "encourageants"からでした.

Thursday, 5 February 2015

エボラ出血熱感染件数増加

一時は収束の兆しが見え始めたエボラ出血熱ですが,今月4日,世界保健機構は今週になって感染件数が増加に転じたと発表しました.増加したのは,ギニア,リベリア,シエラレオネの3カ国で,今週,合わせて124件の感染が確認されています.

 以上,L'OBSのLe nombre de cas d'Ebola repart à la hausseからでした.

Wednesday, 4 February 2015

エボラ出血熱 - リベリアでワクチンの試験接種開始

感染の件数は減少しつつあるものの,まだ予断を許せる状況ではない西アフリカのエボラ出血熱.今週の月曜日,リベリアのモンロビアにあるリダンプション病院で,ワクチンの試験接種が始まりました.使用されたワクチンは,英国のGlaxoSmithKlineが開発したものとカナダの保健省が開発しアメリカのMerckが製造されたもの2種類.最初の臨床試験に参加を申し出たのは20名だったそうです.試験接種はアメリカの国立アレルギー・感染症研究所主導で行われていますが,最終的には18歳以上の健康な男女合計27,000人に実施する予定だそうです.なお,どの程度の量を摂取すれば予防効果が認められるかは今のところ不明だそうです.

以上,NZZのNachlässigkeit als grösstes Risikoからでした.

上記記事に掲載されていたエボラ出血熱の感染件数を示したグラフ.世界保健機構のデータをプロットしたもの.

Sunday, 4 January 2015

エボラ出血熱に感染した可能性がある韓国人医療スタッフ,ベルリンで検査中

ドイツでの感染の疑いの報告は今回が初めてです.今のところ,感染の疑いのあるスタッフの性別および年齢は明らかにされていません.また,現時点では症状も出ておらず,健康的には全く問題ない状態とのことです.

このスタッフは,シエラレオネで医療活動に従事中の12月29日,エボラ出血熱患者からの採血時に,その血がついた針で,3枚重ねの手袋の上から軽く指を刺してしまった可能性があるため,感染の疑いがもたれたのでした.採血された患者の血中には非常に多くのエボラウィルスが存在していて,翌日,死亡しています.韓国人スタッフは土曜日の午前中にテーグル空港に到着後,シャリテ病院に搬送され,現在,ヴィルコフ-クリニクムキャンパスの特別隔離室で検査を受けています.なお,特別の医療設備を備えたドイツ軍機がアフリカからの搬送のために用意されていましたが,今回はアメリカの特別機がその任に当たりました.また,韓国人スタッフからの採血もすでに終わり,現在,分析中です.加えて,一般市民への感染への危険性も現時点ではありません.

以上,3日付SPIEGEL"Patient aus Südkorea: Ebola-Verdacht in Berlin"からでした.

エボラ出血熱に感染した英国人看護師,病状悪化

ONG Save the Childrenの医療チームのメンバーとして滞在していていたシエラレオネで感染したPauline Cafferkeyさん(39歳)は,現在,ロンドンのRoyal Free Hospitalで治療を受けていますが,この2日間に病状が悪化し,担当医師達は更なる悪化を危惧しています.

先週の日曜に帰国したCafferkeyさんは,エボラ出血熱に感染していることが判明し, 火曜日の朝にRoyal Free Hospitalに入院,高度隔離治療室において,ここ数日間,試験的に同じ病気に感染して完治した人から採取された血清注入という治療を受けていました.

以上,L'EXPRESSの"Ebola: l'infirmière britannique se trouve dans un état critique",L'OBSの"Ebola : la britannique contaminée "dans un état critique""からでした.

Saturday, 3 January 2015

SPIEGELのインフォーグラフが示す最新の国別エボラ出血熱感染/死亡者数 

閲覧はこちらから.地図上のえび茶色は感染拡大が続いている国,ピンク色は感染が数例に留まっている国,緑色は感染が停止したと宣言した国です.また,グラフ上の黒い棒は死亡者数を,えび茶色の棒は感染者数を示しています.一番上のGesamtは,世界全体の感染,死亡者数を示しています.

Wednesday, 31 December 2014

エボラ出血熱の人への最初の感染は昆虫を食べるコウモリから?

これまで考えられていたのは果実を餌とするコウモリから感染したというものでしたが,ベルリンのロバート・コッホ研究所の研究者の調査によると昆虫を餌とする別の種類のコウモリらしいというのです.

30日に公開された報告では,以下のような人への感染の経緯の仮説が紹介されています.場所は,ギニア南部,ゲケドゥ(Guéckédou)近郊の村メリアンドゥ.そこで最初の感染者とされた子供に感染.当時,2歳だったその子供は,昨年の12月に死亡していますが,実は,この子を含め,村の子供たちはこのコウモリが巣としていた樹木にできた樹洞でよく遊んでいたというのです.子供の死後,この木の一部は燃やされたそうですが,その灰や付近の土壌から木に住んでいたコウモリの遺伝子が発見されました.ただ,その遺伝子にはエボラウィルスの存在は確認されませんでした.しかし,果実を餌とする種類に加え,この種類のコウモリもエボラウィするの媒体になり得ることが調査によって判明しています.つまり,その子は,この木にできた穴の中で遊んでいるうちに,そこに巣を作っていたコウモリから感染した可能性があるというのです.

なお,調査に参加した研究者の一人Fabian Leendertz氏は,上記の仮説はデータが少ないため裏付けが困難であるとする一方,もうひとつの仮説である,サルのような野生の哺乳類からの感染は,当該のスポットを含む地域に生息する哺乳類からウィルスは検出されていないことから,考えられないともしています.そして,同氏は,結論として,コウモリを駆除したり,その巣を破壊しても感染の歯止めにはならず,逆に,さらに感染を拡大してしまう恐れがあると述べています.

以上,L'OBSの"Ebola : des chauve-souris insectivores à l'origine de l'épidémie ?"からでした.他にも多くのドイツの語のメディアが伝えています.

オリジナルの調査報告へのリンク("Investigating the zoonotic origin of the West African Ebola epidemic" in Embo Molecular Medecine)

Tuesday, 30 December 2014

英国で2人目,スコットランドでは初めてのエボラ感染者確認

英国において最初の感染者が確認されたのは今年10月で.シエラレオネで感染した男性看護師でした.そして,今回,スコットランドで確認された感染者もシエラレオネで勤務していた女性看護師とのことです.

以上,SPIEGELの"Lebensgefährliches Virus: Patientin in Schottland hat Ebola"より.なお,同じく"Malaria in Westafrika: Der vergessene Killer"では,西アフリカでのマラリア感染も広がっているとのことです.

Wednesday, 24 December 2014

アフリカにおけるエボラ出血熱の感染拡大は国際通貨基金(IMF)が招いた!?

という調査結果を発表したのは,ケンブリッジ大学,オックスフォード大学,そしてロンドンの衛生及び熱帯医学スクールの研究者たち.その内容が22日にThe Lancetのサイトで公開されました.

ようするに,今回の感染の爆発的拡大は,IMFがアフリカ諸国に提示した融資の条件としての財政引き締め政策の結果だというのです.こうした政策を実行したため,衛生面における予算が削減されたからです.

研究者達は,1990年から2014年までの間のIMFの政策と,それがギネア,イベリア,シエラ・レオネに及ぼした影響について調べました.その結果として,研究者達は,エボラ出血熱の感染開始の直前の2013年,これら3カ国はIMFの提示した条件のために衛生面における予算を増やす措置を講じることができなかったというのです.

こうした研究者達の指摘に対し,IMFは,2009年以降,貧困国に対し無利子の融資を行い,それらの国が衛生,教育の分野により多くの予算を投じることができるようにしたとしており,9月にはエボラ対策のために1億3千万ドルもの資金援助を行っており,同様の援助をギネア,リベリア,シエラ・レオネに対しても実施する予定であると述べています.(なんで今すぐに出さないのですかね.)

以上,22日付Le Mondeの"Des chercheurs pointent une responsabilité du FMI dans l'épidémie d'Ebola"からでした.

そこで目についたのは,こちらのメールマガジンの「世銀とIMFは財務官僚の巣である」という記事.もし,この機関を実質的に動かしているのが日本の財務官僚だとすると,以前にエイズ感染を放置した厚生官僚たちの所行(薬害エイズ事件)が思い出され,仮に今回のエボラ災害を招いた要因の中にIMFが含まれるとすると,どこの国のだれがどういう病気で死のうが自分たちさえ安泰であればいいという日本の官僚という生き物の本能が招いた世界的人災という側面も程度はどうあれ否定できないかもしれません.もっとも,そういった官僚を管理できない政治家,そしてそういう政治家を選ぶ私たち日本人に,最終的には責任があるのかもしれませんが.