Sunday, 24 June 2018

盛から釜石への旅

今日は,三陸鉄道南リアス線を使って釜石まで行きました.
 
往路で利用したのは,盛9時13分発の205D.運よく,復古調の36-R3に乗り込むことができました.(今回で2回目.) 団体のお客様たちも乗車していました.


特定の時間帯では,無折りたたんだり,分解せずに無料で持ち込むことができます.なお,この列車は,その前の時間帯だったので,280円を支払って持ち込み票を購入.


釜石駅で撮影に応じてくださった運転士の方と指導運転士のかた.ありがとうございました.


釜石に到着(10:06)するやいなや,10:55発のSL銀河号を牽引するC58 239の付け替え作業に遭遇.本当に華麗な姿です.












馬田岬まで,わずか18段変速のか弱い折り畳み自転車で向かいましたが,いささか無謀な試みでした.三陸沿岸を自転車で巡るというのは,馴れているサイクリストでも,そうたやすいことではなく,かつて,北海道からやってきた若いサイクリストの方も,途中でギブアップし,釜石からは三陸鉄道を利用したそうです.(三陸鉄道釜石駅の駅員の方談.) でも,美しくとも,人をたやすく寄せ付けないのが,また,この地域の魅力でもあることを知り,一層,三鉄沿線が好きになりました.




途中で,鹿3~4頭に遭遇,彼らは急斜面を駆け登ったり,駆け下ったりはもちろん,水平にも素早く移動することができます.義経の鵯越戦法を思い出しました.狸も1頭と出会いました.


三陸鉄道釜石駅に展示されている,かつて宮古 - 宮古港間で観光列車を牽引したC10 8のHO模型.彼女は,今でも大井川鉄道で現役です.ところで,標高差700m以上,20km近くも山道を走ったため,無性に甘いものが食べたくなり,駅員さんに,近くにあんみつなどを出す喫茶店はないでしょうかとたずねたところ,イオンのそばの《小島かふぇ》をお勧めしてくださいました.上品ながらも贅沢なあんみつとアイスコーヒーで疲れがいっぺんに取れました.


 
復路で利用したのは,通常のDC,36形でしたが,それでも自転車を置くスペースはあります.(本来は車いす用のスペース.)


17:39盛帰着.充実した1日でした.

三陸鉄道の社員の皆様,いつも素敵な旅を体験させていただき,本当にありがとうございます.

そういえば,趣味で映画の脚本を書いていますが(コンテストのようなものに応募したことは一度もありませんが),今回の小旅行で,三陸鉄道と沿線の動物たちが登場する脚本のプロットが思い浮かびました.仕事もあるので,いつ完成するか判りませんが,書き終えることができたら,社員の中のどなたか,映画鑑賞がご趣味の方に読んでいただき,ご感想を聞かせていただければと思っています.

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