次にやはり、同じ6月11日付電子版『Spiegel』誌に掲載されていた、少々変わった話題をご紹介しましょう。
(もともと『The Times』に掲載された記事とのことです。)
所は、マグネチック・アイランド(クイーンズランドの東海岸沖:グレートバリアリーフの側)。オーストラリアの南部から休暇で現地を訪れていた3人の若い女性観光客が、ホテルの部屋でなんと一頭のコアラと遭遇。しかも、彼は部屋の中のベッドにひとつずつ上ってそれぞれの快適さ(?)を比較した上で、最終的に青とピンクの花柄のベッドの上に横たわり、うたたねをはじめたとのこと。どうやら、それが一番寝心地が良いベッドだったようです。
『The Times』によると、どうやら近くの木から下りた際に、誤ってホテルのテラスに入り込み、そのままこの部屋にまで入ってきてしまった様子とのこと。
彼女たちは、その様子を面白がって観ていましたが、やがて付近のコアラ・ツアーガイドに通報。このコアラ君は若いオスで、その写真を見せられたツアーガイドのリーダーは、以前生れた際に自分が発見したものと同じ個体であると特定、よく元気で生きていたものだと久しぶりの再会に感動していたそうです。
事件の舞台となったマグネチック・アイランドにはコアラたちの餌となるユーカリが生い茂り、現在200頭ほどが生息しているそうです。
しかし、寝心地の良いベッドを選ぶとは恐れ入りました。そのうち、家具センターにでも迷い込んできたら、数があるだけに相当時間をかけて選ぶでしょうね。もっとも寝心地の良いベッドを。コアラのお墨付きのベッドです。
(「Touristinnen finden Koala im Hotelbett」より)
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