Friday 19 June 2009

旅先にて(2)

仏検を受験される皆様は、いよいよ試験日が近づいてきましたね。緊張の中、日々をお過ごしになっている皆さんに比べ、一人のんびりさせていただき、申し訳ありません。
なお、先に投稿した時事用語のヒントですが、最初の投稿後、いくつか加えましたので、眺めなおしてみてください。
さて、昨日ですが、良い天気だったので、滞在場所から電車とバス乗り継ぎ、Müstair(ミュスタイア)という、スイスの東端に近い村を訪れました。なんでも、そこのベネディクト会ザンクト・ヨハン(女子)修道院は世界遺産に登録されているそうです。いくつか写真をとりましたので、掲載します。

上記修道院の教会の中を見せてもらい、墓地を含むその庭から出ようとすると、いきなり近くのベンチに座っていた男の子から「こんにちは」と声をかけられました。びっくりして「日本語が話せるの?」と聞くと、それだけしっているとのこと。さらに、一緒にいたもうひとりの男の子から、さようならは、日本語でなんていうのかたずねられたので、教えてあげました。余程多くの日本人が訪れるのでしょうね。(昨日はたまたま会いませんでしたが。)




ところで、現在滞在中のBad Ragazですが、彫刻のトリエンナーレが開催されています。今回で、4回目とのことです。というわけで村のいたるところにさまざまなオブジェが展示されていて(公衆トイレの上に大きなうさぎが座っていたり)、少々不思議な世界が展開しています。

上の二枚は、どちらも駅から逗留先の家に至る村のメイン・ストリートを歩いていて目にした風景です。右側は、集合住宅の庭に配置されたオブジェ、そして右側はジャコメッティを思い起こさせる長細い人の彫像が、向こう側の歩道を眺めるように並び立つ様子です。真ん中の人影は、何を隠そう私自身のものであります。

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