Wednesday 4 February 2015

エボラ出血熱 - リベリアでワクチンの試験接種開始

感染の件数は減少しつつあるものの,まだ予断を許せる状況ではない西アフリカのエボラ出血熱.今週の月曜日,リベリアのモンロビアにあるリダンプション病院で,ワクチンの試験接種が始まりました.使用されたワクチンは,英国のGlaxoSmithKlineが開発したものとカナダの保健省が開発しアメリカのMerckが製造されたもの2種類.最初の臨床試験に参加を申し出たのは20名だったそうです.試験接種はアメリカの国立アレルギー・感染症研究所主導で行われていますが,最終的には18歳以上の健康な男女合計27,000人に実施する予定だそうです.なお,どの程度の量を摂取すれば予防効果が認められるかは今のところ不明だそうです.

以上,NZZのNachlässigkeit als grösstes Risikoからでした.

上記記事に掲載されていたエボラ出血熱の感染件数を示したグラフ.世界保健機構のデータをプロットしたもの.

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