Thursday, 12 February 2015

Aqapによるテロはラマダン後?

昨日,断食月ラマダンが終わり,今日は家族で祝う羊祭り(Aïd el-Fitr)の日ですが,アメリカ,英国,ドイツ,フランスなどの政府は中東で大規模なテロが起きることを恐れています.アメリカのSaxby Chambliss上院議員(共和党)は,アメリカの情報機関から伝えられた情報によると,テロに関与する疑いのある人物間の通信が活発になっており,2001年9月11日の襲撃前夜のような様相を呈していると日曜日のNBCのインタビューで述べています.標的となる可能性が最も高いのは,欧米各国の大使館ですが,Aqap(イエメンに拠点を置くアラビア半島のアルカイダ)の計画の詳細は判っていません.

ドイツの外相は,テロはイエメンで起きる可能性を指摘しており,場合によっては羊祭りで賑わう首都Sanaaで実行される恐れもあるとしています.以上,Le Figaroの«Une des menaces d'attentat les plus crédibles depuis le 11-Septembre»からでした.下の地図は記事に掲載されたもので,閉鎖された在アフリカおよび中東アメリカ大使館および領事館を示しています.

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