Sunday 2 March 2014

鉄道模型ファンの方にお薦めの展示施設 - ドイツ,スイス他

  • ドイツ
まず,ドイツですが,ハンブルグのミニチャア・ワンダーランドは一度は訪れたい施設です.ヨーロッパはもちろん,世界最大級の規模を誇ります.なお,日本語のフライヤーもこちらからダウンロードできます.オンラインでのチケット購入も可能です.

もうひとつは,毎年開催されるライブスチームも含む,世界最大の鉄道模型の祭典IMA.今年2014年はケルンで11月20日から23日まで開催されます.
また,面積420 m2に60年代後半のルール工業地帯を再現したHOゲージレイアウトModellbahnwelt Oberhausenも2014年3月末に公開される予定です.

さらに,2013年5月4日に開業した,南ドイツで最大の面積を誇るHOゲージレイアウトmodellbahnwelt Odenwaldも注目の施設です.*) 総床面積2300 m2の展示場内に敷かれたレールの総延長は9000 m.ポイントの数も1200です.(下の映像は,2010年11月30日にヘッセン放送のニュース内で流されたもので,現在のFürthへ移築される前の施設の様子です.)

なお,ドイツを始めヨーロッパ各国には多くの鉄道模型ファンの団体が存在しますが,例えばドイツの代表的なMOBAのサイト*)こちらです.(同サイトでは,ドイツで開催される鉄道模型関連のイベントプランナーも公開されています.)
  •  スイス
野外でたっぷりライブスチームを楽しみたいという向きには,スイス・スチーム・パークがお薦めです.風光明媚なレマン湖畔のブブレに位置しています.

そして,スイスで最も大規模な鉄道模型のレイアウトというとカエザーベルグ鉄道で,面積610 m2,レールの総延長は2045 mです.

カエザーベルグ鉄道はHOゲージですが,0ゲージのレイアウトで最大規模なものがリヒテンシュタイク*)にあります.開館は水,土,日曜日の10:30から16:30で,入場は15:30まで.こちらは面積480 m2,レールの総延長は1300 mです.(施設のサイトにはヨーロッパ最大とあります.なお,以下の動画の前半5分弱までは同じ施設の木製の鉄道模型の紹介です.音声は全編を通じてMCも含めすべて土地の方言です.)なお,折角,スイスに来たのだからお土産にチョコレートなどをとお考えの向きには,近郊のビルテン(Bilten)駅近くのレデラッハ(Läderach)の工場直売所を訪れることをお薦めします.各種チョコレートをたいへんお得な価格で購入することができます.(東京の南青山と自由が丘にもレデラッハのがあります.)

また,アルブラおよびベルリーナ両線がユネスコの世界文化遺産に登録されているレティカ鉄道を紹介するアルブラ鉄道博物館*)にもレティカ鉄道の路線を再現したレイアウト*)が展示されていて,通常,午後に模型車両の走行実演があります.こちらはレティカ鉄道ファンの方にお薦めです.アルブラ鉄道博物館は,ベルギュン駅の真向かいにあります.
  • オーストリア(シュタイアマルク州)
おまけとしてシュタイアマルク州のみですが,クニッテルフェルト駅にあるレイアウト*)もかなり大規模なもので,面積は160 m2,線路の総延長はおよそ700 mです.(なお,開館は2,7,8月の金曜日の17-19時,4月30日(キリスト昇天日)およびクリスマスの週末のみ10-17時とかなり限られているようなので,訪れる前に開館日と時間を確認することをお勧めします.)
  • フランス(ミュルーズ鉄道博物館)
ついでに,以前にこちらのポストでご紹介したことのある施設ですが,今年の鉄道模型展(フランス語のページのみ)の開催予定期間は9月27日,28日です.

*) は,ドイツ語のページのみ.それ以外は英語のページへのリンクです.また,上記にはすでに以前のポストでご紹介した施設も含まれています.

No comments:

Post a Comment