9月4日付電子版独Spiegel誌の"Schweden will allen Syrern Asyl gewähren"によると,スウェーデンは,欧州諸国の中で初めてシリアからの避難民を無期限で受け入れることを表明しました.同国はすでに昨年は,前年に比べて48%増の44,000人ものシリア難民を受け入れており,これは90年代に発生したユーゴスラビア内戦以降スウェーデンが受け入れた難民の数としては最大のものです.
スウェーデン政府の発表によると,これ迄,スェーデンに逃れてくるシリア非難民には3年間の期限付き滞在許可が与えられ,期限終了後の滞在については個別に審査が実施されていたのですが,今後は,それが無期限に延長されるとのことです.
以上が記事の要約ですが,以下少々個人的な感想を.
以前,失敗指数(Failed States Index)と前回のオリンピック大会における各国の獲得メダル数との比較を紹介したことがありましたが(こちらのポスト),スェーデンにしろ,シリア難民の受け入れを検討しているスイスにしろ,もっとも成功している国の二位と四位にランクされています.しかし,オリンピックメダルの獲得数はごくわずかです.それでも西側諸国の中で率先してシリア難民の受け入れに動き出しているその姿勢には,ひたすらオリンピック招致に血道をあげるだけのどこかの国よりもはるかに共感を覚えるものです.
スウェーデン政府の発表によると,これ迄,スェーデンに逃れてくるシリア非難民には3年間の期限付き滞在許可が与えられ,期限終了後の滞在については個別に審査が実施されていたのですが,今後は,それが無期限に延長されるとのことです.
以上が記事の要約ですが,以下少々個人的な感想を.
以前,失敗指数(Failed States Index)と前回のオリンピック大会における各国の獲得メダル数との比較を紹介したことがありましたが(こちらのポスト),スェーデンにしろ,シリア難民の受け入れを検討しているスイスにしろ,もっとも成功している国の二位と四位にランクされています.しかし,オリンピックメダルの獲得数はごくわずかです.それでも西側諸国の中で率先してシリア難民の受け入れに動き出しているその姿勢には,ひたすらオリンピック招致に血道をあげるだけのどこかの国よりもはるかに共感を覚えるものです.
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