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Sunday, 5 April 2020

観たい映画2本『娘は戦場で生まれた』,『アダム』

Sunday, 16 December 2018

最優秀ヨーロッパ映画作品賞は"Cold War"に

Monday, 15 October 2018

現地時間の今夜,ARTEで放送される『カフェルナウム』 (フランス語)

今年のカンヌ映画祭で審査員賞を受賞した作品です.

Sunday, 7 October 2018

映画『ラビのヤコブ氏は45歳』がアラブ圏でも大ヒット (フランス語)

実は,この映画,日本では1975年に公開されたルイ・ド・フィネス主演の『ニューヨーク←→パリ大冒険』の続編なのです.

Saturday, 4 August 2018

ナチスによる恐怖政治を背景とした2本の珠玉のミュージカル映画

むごく,悲しい歴史なのに,皮肉なものです.
  • The Sound of Music (アメリカ, 1965年)
  • Train de Vie (フランス,ベルギー,オランダ,イスラエル,ルーマニア, 1998年)

Monday, 23 July 2018

今夜は『僕の伯父さん』と一緒 (フランス語)

Wednesday, 18 July 2018

獄中でハンガーストライキを行うオレグ・センツォフ監督を支援する文化人たち (フランス語)

センツォフ監督に関するIMDbのページはこちらです.

Saturday, 30 June 2018

僕の叔父さんの姉夫婦が,ある夜,それに腰かけて,一緒にテレビ番組"A vous de réfréchir"を観ていた椅子 (フランス語)

Ce sont les chaises où étaient assis M. et Madame Arpel dans "Mon oncle".

Sunday, 10 June 2018

大人気のベトナムの水上人形劇

Thursday, 31 May 2018

クレマン・ハラリ記念映画製作者のための映画祭,今年は6月14日から17日まで開催 (サイトはフランス語のみ)

開催地は,ブルターニュのオディエルヌ.映画祭の公式サイトはこちらです.下は,去年の同映画祭を伝える西仏新聞の記事. フランス語の他にイーディッシュ語やヘブライ語を話す俳優クレマン・ハラリにIMDbによる紹介はこちらです.また,フランス語版Wikipediaの説明には,"Sa composition de vieux rabbin dans "Train de vie" était particulièrement émouvante."とありました.個人的に,この俳優であり演出家を知ったのは,亡くなる2008年の10年前に制作された"Le Train de Vie"を観てのことですが,たちまちファンになりました.

Sunday, 29 April 2018

神宮寺大佐の海軍式敬礼

東宝様,ご容赦ください.(『海底軍艦』("Atragon"),1963年より)
第二種軍装

第三種軍装(後期の3ボタンスタイル.大佐たちが反乱を起こし,秘密基地に立てこもったのが日本が降伏する直前だったため.)
余談ですが,最近,『つばめを動かすひとびと』(日映科学映画製作所,1954年,つまり『ゴジラ』が公開された年)の中で流れる曲のモチーフが『ゴジラ対メカゴジラ』(東宝,1993年)のそれと同じであることを知りました.伊福部先生は,このモチーフを過去において鉄道映画でも使われていたのですね.

Thursday, 12 April 2018

カンヌ映画祭の審査対象作品 (フランス語)

Thursday, 5 April 2018

Thursday, 29 March 2018

戦争中に少年が大人になる過程を描いた映画"Die Freibadclique" (ドイツ語)

4月4日まで下のリンク先で視聴可能です.

Thursday, 22 March 2018

フランス語を知っている人に是非お勧めしたい日本未公開のフランス映画の傑作3本

  • Le Train de vie (1998年)
  • Les Enfants de la chance (2016)
  • L'Ecole buissonière (2017)
上の2作品は,それぞれ3月10日13日のポストで紹介しましたが,特にLe Train de vieは,そのエキセントリックな滑稽さの故に,ユダヤ人やロマたちの歴史の現実が観るものの心に一層強く迫ります.映画史上に残る名作の一つと言っても過言ではない作品です.そして,3番目も他の2作品に劣らず素晴らしい作品で,城館に住む貴族や使用人,村人たちが登場しますが,個人的には,『Downton Abbay』全シリーズよりもはるかに好きな作品です.また,エンドクレジットに登場した動物たちや,特に重要な役を演じた大鹿への感謝の意が表記された映画を観たのは,これが初めてです.

なお,参考までにお知らせすると,各作品のIMDbのレーティングは,上から7.7, 6.6, 6.6です.下はAllocinéの各作品の紹介へのリンク.(1954年公開の『ゴジラ』は7.5で.日本の怪獣が登場する特撮映画中最高.『シンゴジラ』は6.7.)

Tuesday, 13 March 2018

ユダヤ人迫害を描いたもので大いに笑った映画と感動した映画

笑った映画は,1998年公開の"Le train de vie" (英題"The Train of Life".フランス,ベルギー,オランダ合作.他にルーマニアとイスラエルが協力.)でフィクションです.(それでも第二次世界大戦中にルーマニアなどで実施された船や鉄道を用いてのユダヤ人たちのイスタンブールへの逃避行からヒントを得ています.) 監督はルーマニア生まれでフランスで活躍するラデュ・ミへイレアニュ.そして,音楽は『ジプシーのとき』などで素晴らしい作品を残しているサラエボ生まれのゴラン・ブレゴヴィッチ.(東宝の特撮映画における伊福部昭同様,東欧やバルカンを舞台にした喜劇映画にはなくてはならない作曲家.) 日本では未公開のようなので,こちらもやはりフランス語を知っていてよかったと思った映画です.(オリジナルバージョンはフランス語) ヨーロッパの歴史,鉄道,蒸気機関車,ユダヤ文化とジプシー文化,そして特に両者の音楽(クレズマー)に興味を持っている方は必見の映画だと思います.そして,とにかく笑いを求める方は.特に気持ちが沈んでいるなどには元気と生きる勇気が湧いてきます.(IMDbのレーティングでは7.7ですが,個人的には少なくとも9,そして,⭐️⭐️⭐️⭐️をつけたい作品.)

登場するのは,東欧(おそらくルーマニアの東部あたり)の架空の小村の村人たちで,全員が純正統派ユダヤ教徒.(例えば,長老のラビは,自分たちの乗った列車が単線区間を走行中,反対方向から走行してくる列車が衝突直前で,そこで分岐する別の線路へ進みトンネルへ入り,衝突が避けられた時,神に「斯くも短い間にトンネルをお堀りくださったことを感謝します.」と言う祈りを捧げるほど信心深い御仁.) 時は,ナチスドイツによるユダヤ人迫害が各地で進みつつある1941年.彼らは,迫りつつある危機から逃れるために偽のユダヤ人輸送列車を仕立て,全員でそれに乗り込みパレスチナを目指すという奇想天外な計画(村全体の夜逃げ)を立て実行に移します.なお,機関車は中古のおんぼろ(プロイセン国鉄P8と同形の機関車.走行シーンに登場するのはルーマニアで製造されたルーマニア国鉄機230299)で,それを運転するのは,鉄道省に勤めるユダヤ人の若い高級事務官僚のシュトルル.運転の経験など全くないものの,機関士になることが夢だった彼はひたすらマニュアルを読みながら運転します.しかも,同時に投炭もしながら.ラストのシュロムのエピローグの語りによると,彼は中国まで旅を続け,そこで小さな駅の駅長になったそうです.

映画に登場するものと同じP8.同形式の2015年現在の動態保存機の所在については,こちらのページをご覧下さい.なお,P8形は高性能で扱いやすかったため,多数が製造されました.軸配置はやや異なりますが,日本の国鉄8620形に相当するかもしれません.そして,前者の後継機が,ドイツでは珍しいプレーリーの23形で,後者の後継機も同じくプレーリーのC58形でした.
そして,映画に実際に登場したルーマニア国鉄の230 299の写真.映画の公開が1998年9月16日なので,当時は現役.現在はテジ(Dej)駅で静態保存されているようです.
この映画の中では,これでもかと言わんばかりに,悲しいにつけ,楽しいにつけ踊るユダヤ人たちの姿が描かれますが,特におかしかったのが,将校に扮した村人のモルデカイ(材木屋の親父.演じるのは『アメリ』のお父さん役Rufus.)が,さらに将軍に扮装してドイツ軍駐屯地に拘留されている村人のリレンフェルト(仕立て屋の親父. 演じたのは子供の頃,実際にナチスの迫害を経験したZwi Kanar)を救い出し,駅でドイツ軍部隊の見送りを受けるシーンで,列車が発車する際,ホームに整列するドイツ軍兵士が司令官が発する「ハイルヒットラー」に続き「ハイル,ハイル,ハイル」と連呼しますが,その次のカットで偽の輸送列車内で「ハイッ,ハイッ...」と叫びながら踊って喜ぶユダヤ人たちの姿が映るというモンタージュには大いに笑わされました.さらに,モルデカイが客車に乗り込む際,客車につけられたハーケンクロイツに指を触れ,その指で唇を触れる仕草が見送る司令官を驚かすシーンも滑稽です.(ハーケンクロイツの下にユダヤ人の家の門柱などに見られるお守りのメズーザーが取り付けられているため.同じものは各貨車の扉の脇にも取り付けられていて,号車番号はそれを隠すように取り付けられているため,すべて斜め.) また,シャバト(ユダヤ教の安息日,つまり土曜日)が始まる金曜日の日没時に列車を降りて村人全員で礼拝を行うシーンで,その様子を線路の爆破を企てる共産主義レジスタンスグループが遠くから観察し,当初は処刑される前にユダヤ人たちに最後の礼拝が許されたと思うのですが,ドイツ軍兵士に扮装した村人たちもヘルメットをかぶり軍服を着たまま上体を前後に揺らすのを見て,「彼らはナチスなのか,ユダヤ人なのか,それともユダヤ教信者のナチスなのか」と混乱する様子も笑いを誘います.その他にも笑いへ導く伏線も絶妙に張り巡らされていて,例えば,モルデカイはドイツ軍将校に成済ますため,出発前にドイツ語に長けたイスラエル(長老の奥さんの従兄弟でスイス在住の高名な作家)から正しいドイツ語の発音を覚えさせられますが,そのとき彼が苦労していたのが"freundschaftliche Beziehung"(親密な関係)と言う言葉の発音.そして,実際にナチスの将校と交渉する際にこの言葉を使うことになるのですが,同じく将校の扮装をして彼に同行したドイツ語の指南役が,モルデカイが「フロイントシャフトリッヒェ ベチーウング」と発音するときに彼が間違えないようにと一緒に口を動かしたり,また,くすぐりも,ドイツ軍兵士に扮した村人たちの一人が,ヒットラーを意味するドイツ語の「フューラー」(Führer)と言う言葉を正しく発音できず,やはりドイツ語で「間違い」(error)を意味する「フェーラー」(Fehler)と発音したり,例を挙げればきりがありません.加えて,犬たちもくすぐりの小道具として活躍.(強いて言えば,笑いを生み出す仕組みは,本質的に落語の『今戸の狐』や「百川』,そして『花見の仇討ち』などに似ています.) その一方で,礼拝で祈りを捧げる際,ドイツ軍兵士役の村人たちがヘルメットを外さずキッパをかぶらないことに腹を立てた長老と,そんなことをして,もし本物のドイツ軍に見つかったらたいへんなことになると言う将校役のモルデカイの間で一悶着が起こるなど,地上に於ける自らの命を守ることと宗教上の掟を守ることとの折り合いをつけることのむずかしさも描かれています.そして,ラストシーンは,観るものの胸に悲しい歴史の事実を呼び覚まして終わります.

ナチスドイツを風刺した映画としては,チャプリンの『独裁者』がありますが,ヨーロッパに混在する言語,宗教,文化,思想,人種などの要素を巧みに組み合わせて笑いを生み出しているこの作品は,また別の趣のある極めて優れた風刺映画と言えるでしょう.あるいは,映画と言う芸術が創造しうる人種,宗教,思想による差別,迫害へ対する最も強力な批判であり,また,それらを乗り越えるものは唯一普遍的人類愛であることを教えてくれる名作でもあると思うのです.

下の写真は,ラビの息子ヨッシらと共に共産主義思想にかぶれ,彼らと一緒に列車から抜け出したものの森の中で道に迷ってしまい,そこで本物のドイツ軍に捕えられた仕立て屋(Zwi Kanar)を,ナチス将校に扮装したモルデカイとイスラエルが,彼が拘束されているドイツ軍の駐屯地に出向き救出するというシーンですが,少佐に扮したイスラエルが,引き出された仕立て屋の肩を掴み彼に怒鳴ります.このシーンの演出は,Zwi Kanarが少年時代に実際にドイツ軍に捕らえられた際の経験に基づくものです.


さらに詳しいデータは,こちらから.

なお,作品中で使われた音楽については,サウンドトラックのCDは販売されていないようです.ただ,物語の比較的はじまりに近いあたりで,偽列車を仕立てることが決まり,村人たちが,それぞれ準備を始めるシーンで流れるのは,"Tantz Tantz Yidelekh",また,エンドクレジットにも記されていますが,火を囲み村人たちとジプシーの人たちが踊るシーンで,その皮切りとなるジプシーのバイオリニストの演奏は"Balada Conducatorolui",そして,ラストに近いシーンで,炭水車の機関室側の端に長老家族を中心にしてモルデカイ,ジプシーの長老,そして,将校に扮装したジプシーの偽ドイツ軍将校たちが座り,列車の進み行く先を見つめるシーンでは,"My Yiddishe Mamme"が,それぞれアレンジされて使われています.

そして,感動した映画は,2010年公開の『黄色い星の子供達』(日本での公開は2011年)で,こちらは史実を忠実に再現したもので,言わばノンフィクションです.
この作品の中で特に感動したのは,1942年7月16日,一斉拘束を受けたユダヤ人たちが収容された屋内自転車競技場のあるパリ18区消防隊のピエレ隊長と彼の部下たちが,武装警官の制止を振り切って,収容されたユダヤ人たちへの水の補給するシーンです.続いて,ピエレ隊長は,収容された人々からユダヤ人の友人知人たち宛の多くの手紙を託された隊員たちに,次の日を休日として与え,それらの手紙を宛先へ届ける作業を指示します.こうした彼らの活動により少なくない人数のユダヤ人が迫害を逃れることができました.(詳細は下のリンク先でご覧ください.)

Saturday, 10 March 2018

フランス語を知っていてよかったと思った映画 - "Les enfants de la chence"と"Le métis de Dieu"

いずれも実話に基づいた作品です.前者の英語の題名は"The Children Of Chance"で,IMDbのレーティングでは6.5ですが,個人的には少なくとも9はつけたいと思った作品です.理由は,とにかく素晴らしいにつきるからです.(なんとなくジャック・タチ風と思えるシーンや演出もありました.) あらすじは,あえて述べません.フランス,フランス語,そしてフランス映画が好きな方は是非ご覧になることをお勧めします.(Amazon.frのDVDの購入ページ) 次に,後者の英語の題名は"The Jewish Cardinal".ホロコーストのメモリアルであるアウシュビッツ収容所内に自らの政治目的のため女子修道会の施設を設置したカトリック教会とそれを容認したポーランド政府と,そうした動きに抗議するユダヤ人たちとの間の衝突をバチカン(当時の法王はヨハネパウロ2世)の方針に逆らってまで解決に導いたフランス人でユダヤ人の枢機卿の苦悩と勇気に満ちた行動を描いた作品です. 彼の名はJean-Marie Aaron Lutzger. この映画は,英語字幕付きのDVDがAmazon.comで購入可能です.

実は,これらの映画と出会えたのは,昨年末ごろから心身ともに疲れがたまったようで,ここしばらく体調をくずし,自宅で療養していたためなのです.外に出ることができなくなったときの手っ取り早い過ごし方として,やはりテレビドラマや映画を観ることになります.そこで,あまりあてにならないと知りつつもIMDbのレーティングが比較的高いもの,7以上,あるいは7.5以上10迄の作品を探してみました.

最初は,もっぱら馴染みのあるBBCやitvの文芸作品(主にCharles Dickens, Jane Austen,Anthony Trollopeなどの)を基にしたテレビシリーズを観ていましたが,さすがに食傷気味になり,ブリティッシュに限らず戦争が舞台となっている作品へと興味が移りました.なお,この時期を第1期とすると,その間に観た作品は以下のとおりです.(確認できた限りですが,日本で放送または公開されたものは邦題を記し,特に気に入ったものには⭐️をつけます.)
  • North and South (2004)⭐️⭐️
  • ブレッチリー・サークル⭐️ (2012-2014)
  • Bramwell (1995-1998)⭐️⭐️
  • Tess of the D'Urbervilles (2009)
  • Barkshire Chronicles (1982)
  • リトル・ドリット (2008)
    (ディケンズの原作ものは,ほぼ全て観ていますが,このシリーズは未だ観終わっていませんでした.)
  • アメイジング・グレイス (2006)⭐️⭐️
  • 高慢と偏見 (1995)⭐️
    (全編を通して,ボッティチェッリの名作『ヴィーナスの誕生』を彷彿とさせるような容姿の主人公の姉妹たちが画面を華麗に彩り,観る人を魅了します.)
  • イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密 (2014)⭐️⭐️
    (第二次世界大戦中の英国MIによるドイツのENIGMAを用いた暗号通信解読活動の中心となったアラン・チューリングの物語.やはり,ベネディクト・カンバーバッチという人はすごい俳優ですね.なお,上掲の"The Bletchley Circle"は,暗号解読班の本部だったBletchley Parkで働いていた女性たちが,戦後,再会し,それぞれの特技を活かしつつ協力して難事件の犯人を見つけるというテレビドラマのミニシリーズです.)
  • The Enfield Haunting (2015)⭐️
    (ミニシリーズ(全3回)ですが,実際に起きたとされるエンフィールドのある家でのポルターガイスト現象を基にしたもので,完成度も高く見応えがあります.)
  • The Cider and Rosie (2015)⭐️
  • The Man Who Invented Christmas (2017)
第2期には,英国以外の国で制作された映画を観ましたが,それらは以下のとおりです.なお,IMDbで検索の際に指定した分野は"War", "Biography", "History"です.
  • パーフェクト サークル (1997)⭐️
  • Hatred (2016)⭐️⭐️
    (記録を基に作られた作品.ポーランドとウクライナの悲しい過去を改めてしりました.人種,宗教による差別や虐殺は,人類の性なのでしょうか.)
  • 太陽の雫 (1999)
  • 太陽に灼かれて (1994)
  • 縞模様のパジャマの少年⭐️ (2008)
  • ブラック ブック (2006)
  • ユダヤ人を救った動物園 〜アントニーナが愛した命〜 (2017)⭐️⭐️
  • 大進撃 (1966)
  • イレーナ・センドラー 2500人の命のために (2009)⭐️
  • フォース・ダウン 敵地脱出 (2008)⭐️
  • 悪童日記 (2013)
  • 小さな赤いビー玉 (2017)⭐️⭐️
  • Le métis de Dieu (2013)⭐️⭐️⭐️
  • Monsieur Léon (2006)⭐️⭐️⭐️
    (こちらもフランス語を知っていてよかったと思った映画です.)
  • 少女ファニーと運命の旅 (2016)⭐️⭐️⭐️
    (この作品も事実を映画化したものです.この作品を通して,戦時中,ユダヤ人の子供達を救うための活動をしたフランスの組織OSEの存在を知りました.)
  • Les enfants de la chance (2017)⭐️⭐️⭐️⭐️
上記最後の2本の作品では,ユダヤ人の子供達が,ナチスドイツとヴィシー政府の迫害から逃れるために,彼らを守ろうとする大人たちによって名前を変えさせられますが,かつて,沖縄や韓国で行なった皇民化政策では,統治者である日本政府が住民たちに名前を変えることを強制しました.しかし,これらのドイツと日本の政策を推進させた力は全く異なります.前者においては特定の集団を根絶しようとする男性的(アニムス)な衝動から生まれた力,そして後者においては,それを自らの内に取り込み同化しようとする女性的(アニマ)な衝動から生まれた力だったと言えます.日本の歴史を見た時,大陸からさほど離れていない島国であるという地理的条件も有利に働き,そうした同化作業の対象を自らにとって有益なものに限定する,すなわち選択することも可能でした.まさに,アマテラスが支配する国と自称する女性的な衝動に支配された国であることの証左です.

ところで,ユダヤ人の男の子は,割礼を施されているため,名前を変えたとしても身体を調べれば,ユダヤ人であることが判ってしまいます.そのため,ヴィシー政権時代のフランスでも,ユダヤ人であることを否定しても,そうである疑いがある場合,メディカルチェック("l'examen médical")を受けさせられました.そうした状況が『小さな赤いビー玉』,"Les enfants de la chance"などで描かれていて,子供達が,彼らの生死を決めかねないそのチェックをいかに逃れるかが物語の展開上で重要な要素となっています.1990年の『僕を愛したふたつの国/ヨーロッパ ヨーロッパ』では,主人公のユダヤ人青年がドイツ軍兵士となりますが,やはり彼も割礼を受けていることを隠そうと腐心します.これらの映画を観て,フランスやイタリアは子供を主要登場人物とする作品を作るのが本当に上手であると改めて思いました.("Monsieur Léon"でもレオン医師の孫が主要登場人物.)
おしまいに,体調を壊す直前に観た作品として『ゴッド&ジェネラル/伝説の猛将』 (2003)⭐️と,また,近日中の公開を期待している映画として"Ekvtime: Man of God"も挙げておきます.


それと,最近,久しぶりに東宝映画の『透明人間』(1954)を観ましたが,年齢を重ねたせいか,改めて登場人物たちの弱い立場におかれた人々への思いやりややさしさが伝わってきて,心が打たれる思いがしました.

Sunday, 19 February 2017

機会があれば観てみたい映画"Bar Bahar / In Between"

IMDbへ.

Saturday, 4 February 2017

官憲が関与した少女に対する暴行事件を糾弾する中国の女性人権活動家の生き方を描いたドキュメンタリー『フーリガン スパロー』

公式サイトです.

Hooligan Sparrow Trailer from Little Horse Crossing the River on Vimeo.

下は,中国の人権を取り巻く現状に関する記事.

ドイツの移民の現状をコメディタッチで描いた話題作『ハルトマン家にようこそ』

公式サイト (ドイツ語のみ)