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Thursday, 5 May 2016

新宿駅で行われた宮城県の高校生による特産品販売

たまたま用事で立ち寄った新宿駅で開催されていて,売り場に近づくと,ひとりの背の高い男子高校生の方が,提供された品物ひとつひとつについて,とても熱心に,また丁寧に説明してくださいました.長い時間の立ち仕事,本当にご苦労様でした.活動に携わられた全ての方のご健康と末長いご活躍を心よりお祈り致します.
商品を購入した際に頂いたパンフレット.袋の内容に関する説明が記載されている.
【販売を担当された高校生の方へ.】何のお役にも立たないとは思いますが,趣味で書いている映画の脚本の中に伏線として東北の震災を用いた作品があります.自分ではSF落語というジャンルに属するものと考えていますが,もし,ご興味がございましたらお読みになってみて下さい.(内容があまりにも馬鹿馬鹿しいため,時間の無駄になるだけかもしれませんが.そのときはご容赦ください.) もちろん著作権フリーです.こちらからPDFファイルをダウンロードして頂けます.

Thursday, 4 September 2014

世界で加速する脱原子力発電の動き

以下は,8月6日付電子版Spiegelの"Der schleichende Atomtod"に基づいています.

理由は,単純にコストがかかりすぎるということです. 確かに,すでに脱原発を決めたドイツでは,電力料金の値上げに国民から悲鳴が聞かれ,中国などの新興国では,その向上しつつある工業生産力を維持するために電力の需要が一層高まっています.では,元々安上がりな電力源として喧伝された原子力発電に再帰,またはそれを推進すべきなのでしょうか.

フランスのエネルギー専門家Mycle Schneiderは,こうしたシナリオは全く考えられないと言います.彼が率いる研究チームが最近公開したリポート"World Nuclear Industry Status Report"によると,現在,世界的に原子力発電が後退しつつあるというのです.

同リポートによると,2002年以降,世界に於ける発電用原子炉は,およそ50基ほど減少し388基となっています.しかも,これら388基のうち43基は少なくとも18ヶ月に亘り未稼働のままです.

さらに,1966年以降,全世界における発電量に占める原子力による発電量は17.6%から10.8%へと減少しているのです.こうした傾向に,福島の核災害が拍車をかけたことは否めないでしょう.しかし,2011の災害発生の前にすでに13%へと減少していたことも事実なのです.(こちらの図をご覧下さい.)

また,新たに建設される施設が少ないため,世界中に存在する原子力発電施設の平均年齢は28.5年となっており,そのおよそ半分が31年以上の稼働歴を持っています.そのため,もし,今後10年間,全世界の発電量における原子力発電の比率を現状のまま維持することは,あらたな原発建設ブームでも起きない限り不可能です.(こちらの図をご覧下さい.)

それでは,経済成長の著しい中国やインドはどうでしょうか.少なくとも,現時点において,両国にはその電力需要を積極的に原子力によって賄う姿勢は見られません.BRICSに於ける例外と言えるのは唯一ロシアのみで,残りのブラジル,インド,南アフリカにおける原子力発電の全発電量に占める比率はパーセントにすると一桁に過ぎません.

こうした状況下,ドイツなどの工業国が脱原発に舵を切った結果,1996年以降,全世界における原子力による発電量は,世界的に高まり続ける電力需要にも拘らず2500テラワットに留まっています.

その一方で,中国などは多くの新たな原子力発電施設を建設しつつあることも事実です.しかし,これら建設中のプラントの3/4では,少なくとも数ヶ月もの工事の遅れが発生しています.こうした遅れは中国に限ったことではなく,世界的に見ても同様で,計画された68もの新規原発建設計画のうち,9件は20年以上も前に着手されたものの未だに竣工に到達していません.少なくともこれら9件は永久に完成しないでしょう.

なお,中国が将来的にその電力需要の殆どを原子力発電で賄うかというと多いに疑問です.絶対量を見る限り,この国は世界において最も多くの電力を原子力発電から得ていることは確かです.(比率的には電力量全体の2%.)しかし,同時に再生可能エネルギーによる電力量は,すでに全体の20%にも達しているのです.(各国毎の原子力発電の比率については,こちらの図をご覧下さい.)

冒頭に述べたことに戻りますが,今や,原子力発電は,少なくとも経済的視点から見る限り,もはや意味がなくなっているのです.実際,過去10年間に於いて,新設される原子力発電施設による発電にかかるコストは,1キロワット時あたり8倍に増加しました.具体的な例として,英国のHinkleyに於ける新規プラントの建設事業が挙げられますが,もはや建設費は増大するばかりです.(Cf. "EDF Energy urged to give up on Hinkley C after bank's report" in Western Morning News, 2014年9月2日付電子版)

同時に,原子力発電自体のコストも,多くの国ですでに実施されている再生可能エネルギーへの財政的援助や核燃料への新たな課税により上昇しており,それらの国ではもはや採算に合わなくなっているのです.そのため,ドイツのE.ONは,運転中のグラーフェンラインフェルトの原子力発電所を政府の計画を7ヶ月前倒しして停止させる意向を示しています.

最後に,新たな発電施設建設への投資額を見ても原子力発電の時代は終焉に向かいつつあることは確かのようです.リポートが伝えるところでは,新たな原子力発電施設の建設への投資額は3%,翻って再生可能エネルギー施設の建設へは57%に昇っているそうです.

Friday, 11 April 2014

日本政府による原発再稼働の決定を伝えるヨーロッパのニュースメディア

フランスのEchoは,4月11日付の"Cette nuit en Asie : le Japon officialise le retour du nucléaire"で,福島における核災害発生からわずか3年余りで,日本政府が原子力発電を重要な電力源とすることを正式に決定したと伝えました.

同じくオブザーバーも同日付の国際欄のトップニュースとして同様の記事"JAPON. Le nucléaire, une "ressource de base importante""を掲載し,さらに,スイスのNZZもやはり同日の国際欄のトップニュースとして伝えています.("Abes Ausstieg vom Ausstieg:(安倍の原発からの撤退からの撤退)Japan setzt wieder auf Atomstrom")

Tuesday, 11 March 2014

仏ル・モンド紙のインフォーグラフが伝える東北大震災と福島原発事故の経緯(フランス語)

ル・モンド紙の電子版にも『三年目の福島』(Fukushima an III)というタイトルのインタラクティブのインフォーグラフが掲載されているのでご紹介します.各被災地名をクリックすると,当該地の模様が紹介されます.(各画面はスクロールできます.)

Sunday, 9 March 2014

独シュピーゲル誌のインフォーグラフが伝える東北大震災と福島原発事故の経緯(ドイツ語)

ドイツのシュピーゲル誌のインタラクティブのインフォーグラフへのリンクです.(残念ながら訳している時間がないため,ドイツ語に不慣れな方は恐れ入りますが,それぞれのページを翻訳ツールなどで訳して閲覧いただければ幸いです.)
なお,東北大震災および福島の原発事故に関するシュピーゲル誌の記事および上記以外のインフォーグラフへのリンクはこちらです.

Saturday, 8 March 2014

X:enius取材班が見た福島の現状 - ARTE+7から(フランス語/ドイツ語)

仏独共同のテレビ局ARTEの子供向け科学番組ジェーニウスが,事故後3年を経過した福島の汚染地域を取材しました.フランス語とドイツ語で視聴が可能です.(26分)
無料視聴可能期間:2014年3月7日午前8:30から1週間(現地時間)