Thursday 27 August 2009

フランスの新型インフルエンザ対策

今更ながらですが、フランスにおけるA/H1N1型インフルエンザ対策の内容を少しご紹介します。

フランスにおけるワクチンの予定確保量(発注した量)は94,000,000本で、早ければ9月から徐々に使用可能となるそうです。なお、効果を確実にするため、2回の摂取が必要であるため、単純に計算して47,000,000人分はまもなく確保できるということになります。

参考までに、フランスの人口は、2008年現在、フランスの人口(海外県も含む)は63,578,000人で、その内訳は、次のとおりです。

20歳未満:15,901,940人
20歳から59歳:34,164,647人
60歳以上:13,511,413人
(INSEEの資料より)

因みに、今日の世界のワクチン市場をリードしているのは、ご存知かもしれませんが、GlaxoSmithKline (GSK)(英)、 Novartis(スイス)、そしてSanofi Pasteur(フランス)です。

なお、マスクの着用については、その効果が科学的に証明されていないことから、フランスの保健当局としては、特に奨励はしていません。

参考:
Grippe A(H1N1) : les étapes de la course au vaccin
LE MONDE | 15.08.09 | 14h22 • Mis à jour le 15.08.09 | 19h13

Les questions que les Fançais se posent sur l'épidémie
La Tribune.fr - 19/08/2009 | 08:46

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