Thursday 6 September 2012

パリ,ポン・デ・ザール(芸術橋)の南京錠

今や,日本も含め,世界中の恋人たちの聖地と化した,パリのポン・デ・ザール橋ですが,実際に現地に行った事はありませんが,EXPRESS誌電子版でその様子および歴史を伝える動画が公開されていたので,視聴してみました.とにかく,そこに掛けられた,おびただしい南京錠(padlock)の数に.正直に言って驚きました.日本でも,数の差はあれ,似たような風景を見かけることがありますが,一種の絵馬のようなものなのでしょうか.(付近の屋台の古本屋さんで,そのための南京錠を売っているそうですから,日本の神社みたいな場所になっているようです.私だったら,折角だから,日本から絵馬を持っていって掛けると思いますが.) なお,下のURLの動画ですが,この橋が登場する映画も紹介しています.相当昔の作品ですが,ジャン・ルノワール監督の"Boudu sauvé des eaux"(1932年公開.邦題は,確か『素晴らしき放浪者』だったと思います)にも登場したそうです.さすがに当時は,まだ,南京錠は掛けられてはいなかったとは思いますが...

http://www.lexpress.fr/actualite/societe/pourquoi-y-a-t-il-des-cadenas-sur-le-pont-des-arts_1152013.html?xtor=EPR-850-[XPR_Video]-20120831--30062704@213540866-20120831195049

まもなく,所用でスイスに参りますが,彼地に滞在中,ここ数年すっかりご無沙汰している友人からの招きに応じ,久しぶりにパリに彼女を訪おうと思っています.とはいえ,欧州では田舎にしか住んだことがないので,どうも大都市は苦手です.*1) (リヨン出身の彼女も,数年前,大学に入るために初めてパリに来たとき,そこでの暮らしになれるまでに相当時間を要したとのこと.)時間が余ったら,近郊にあるアレキサンドル・デュマの館でも観に行ってこようかと思っています.

パリ近郊の有名人の家(ご参考):

http://www.lexpress.fr/diaporama/diapo-photo/culture/livre/monet-balzac-mauriac-cocteau-visitez-des-maisons-d-ecrivains-et-d-artistes-pres-de-paris_1144544.html?p=4#content_diapo


*1)  その割には,巴里のキオスクなどというタイトルをつけておりますが...

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