若者よ，日本がイヤになったらフランス語と技術を身に着けてカナダへ移住しましょう

理由は判りませんが，カナダ政府はフランス語を話す人口を増やそうと躍起です．

例えば，学生の人気投票で大学生活を送りたい街No.1に選ばれたカナダのオタワですが，University of Otawaの学費は，外国人留学生の場合，カナダ国籍の大学生に比べ，べらぼうに高額ですが，例外が設けられていて，外国人留学生であっても，下記のフランス語のみで授業が実施されているコースはもちろん，英語とフランス語のいずれでも授業が実施されているコースのフランス語のコースを受講すれば，カナダ国籍の大学生と同じ授業料しか請求されません．(例 : 外国人留学生がEngineeringをフルタイムで選択した場合，2018年秋学期の授業料は，最高で$23,850.36(2,041,441円)．しかし，外国人留学生でも同様にフランス語のGénieを選択した場合，同じく5520,85 $(472,5502円)となり，はるかにお得です．なお，カナダの大学は3学期制です．)

• Lettres françaises (PhD) (including specializations)
• Audiology (MHSc)
• Occupational Therapy (MHSc)
• Lettres françaises (MA) (including specializations)
• Speech-Language Pathology (MHSc)
• Physiotherapy (MHSc)
• Social Work (MSW)

そして，特にカナダの大学でフランス語のコースを履修して卒業した場合，そのままカナダでの就職も十分可能でしょう．

なお，カナダ政府のサイトの移住についてのお知らせのページの"Canada to welcome more French-speaking skilled immigrants with new changes to Express Entry"を見ても，以下のように記されています．カナダのフランス語が公用語の自治体はケベック州以外にもあります．

Starting on June 6, 2017, additional points will be awarded to candidates who have strong French language skills. These additional points represent an important change that will contribute to the growth, vitality and prosperity of Francophone minority communities across Canada. 
[...]
Since the launch of Express Entry in January 2015, Canada has welcomed over 43,000 economic immigrants through the Express Entry system. Express Entry attracts highly skilled immigrants, with many having studied in fields related to science, technology, engineering and mathematics—skills that are linked to innovation, prosperity and growth.

以上の理由により，カナダは，「日本で生きていても，お先真っ暗であり，他国へ移住したい」と考える人にとってのお薦めの移住先のひとつと言えます．

また，日本人のワーキングホリデービザの取得の容易さはExcellentレベルです．(2018年7月13日現在)

もちろん，英語と技術力を身に着けていても，カナダへの移住は，他の国に比べ，比較的容易なのではないかと，実際に移住した知り合いの話を聞いても思います．