Thursday, 27 February 2014

LNER A3形"Flying Scotsman",復活真近!

マラード号などのLNER A4形と同じくナイジェル卿によって設計された三気筒パシフィックA3形機関車Flying Scotsman号が,まもなく動態保存機として復活するそうです.ヨークの国立鉄道博物館のこちらのページからの情報ですが,この形式の面白いところは,戦後,仕様が変更され,何故か元敵国ドイツのヴィッテ式のような除煙板が装着されたことです.英国の機関車で,こうした形の除煙板が付いている形式を他には知りません.(存在しているかもしれませんが.)

雪崩に遭ったときの頼れる味方 - Rotauf (HLT5)

スイスでは,毎年,雪崩によって命を落とす人が24名いるそうです.通常,雪崩に埋まった人を見つけるには長い棒が用いられますが,使いこなすには熟練が必要であり,また現場における作業も時には長い時間を要します.そうした問題を解決するのがこの製品です.雪崩に埋まった人の位置を示す"信号風船"とでも呼べるでしょう.

詳しくは,こちらのFlink社のサイトの図解付の説明(英語)をお読みください.また,製品の購入は,Rotaufのサイトから.(日本にも輸入されているとは思いますが,念のため.)

Wednesday, 26 February 2014

2014年のSwaledale Festivalに華を添えるBittern牽引の特別列車

今年のスウェールデール音楽祭の開催期間は,5月24日から6月7日までですが,以下のとおり,初日にマラード号と同じ青塗装のA4形蒸気機関車Bittern号が牽引する特別列車が3本運行されます.
  • E1 9.30 - 11.30 | Leeming Bar Station - Saturday 24 May
  • E2 1.00 - 15.00 | Leeming Bar Station - Saturday 24 May
  • E3 16.30 - 18.30 | Leeming Bar Station - Saturday 24 May
オンラインでの乗車券購入はこちらから.(これらの特別列車は,Wensleydale Railwayによって運行されますが,チケットの購入は音楽祭のサイトからのみ可能です.)

どうやら英国では,鉄道業界に限らず音楽業界も,マラード号世界最高速度記録樹立75周年の興奮からまだ暫く覚めそうになさそうです.

Tuesday, 25 February 2014

ウォーター・フットプリントの77%を外国から輸入している国,日本

という題名のリポートが,Water Footprint Networkのサイトに掲載されていました.(PDFファイルがダウンロード可能.)

ウォーター・フットプリントとは,gooの国語辞書によると「食料や製品の生産から消費までの全過程、あるいは組織・地域において使用される水の総量」と定義されています.食料自給率が低いので当然の結果と言ってしまえばそれまでですが,単に我が国の食料安全保障だけではなく,地球全体の水の需要と供給のバランスにおける日本の影響と責任も認識すべきときが来ているようです.

上記サイトによると,例えば,米国における一人当たりのウォーター・フットプリントは年間平均2,840 m3ですが,このうち20%が外国から輸入されています.つまり,一人当たり年間568 m3が外国起源ということです.そして,日本はというと,一人当たりのウォーター・フットプリントは年間平均1,380 m3と,アメリカに比べかなり少ないですが,このうちの77%,すなわち1,062.6 m3が外国起源ということなので,一人当たりの平均ではアメリカ人より日本人のほうが多くのヴァーチャル・ウォーターを輸入しているということになります.昔から,コンビニストアなどでペットボトルの水を購入する際,これほどおいしい水に恵まれた国なのに何故外国から水まで輸入しなければならないのか不思議でならず,必ず地元の丹沢山系の水を購入しています.もっともペットボトルの水は,リアル・ウォーターですが...

子供のころ,何度か学校の休みを岩手県水沢の曹洞宗の寺で過ごさせていただいたことがありますが,水は裏山の水源から直接引いてきていて,托鉢で頂いて来た地元のお米をその水を使って大きな薪釜で炊いていました.(私も料理長である典座和尚様を手伝っているうちに一人で炊けるようになりました.)もちろん,その薪も寺の周りの林から集めたものでした.そして,味噌汁の味噌も寺の自家製.今にして思えば,これほど贅沢でおいしいご飯をいただいたのは,後にも先にもこのお寺における滞在中だけでした.言うまでもなく正真正銘の地産地消であり,少々大げさですが,脱経済成長的な生活とも形容できるかもしれません. しかし,あのとき頂いたご飯こそ,本物のご飯といえるのではないかと,年を重ねるに連れ強く確信するようになっています.

Friday, 21 February 2014

スイスのゴールデンパスライン,誕生日の前後各10日間1等料金が無料に

かなり以前に入手していた情報ですが.

期間は,2014年5月1日まで.誕生日を含んで前後それぞれ10日間において無料で乗車できる区間と等級は次の通りです.
  • Montreux - Zweisimmen - Lenk (1等および2等)
  • Vevey - Les Pléiades (2等)
  • Montreux/Territet - Rochers-de-Naye (2等) 
なお,詳しくはGPLのこちらのページ(フランス語),またはこちらのページ(ドイツ語)をご覧下さい.これらのページを見るとなると判りますが,予めオンラインでの申込が必要です.(残念ながら,英語のページには見つかりませんでした.ただ,上記オファーについて英語での問い合わせも可能と思われるので,英語ページのContactから問い合わせてみるとよいでしょう.)

Thursday, 20 February 2014

スイス国立公園誕生100周年

2014年は,スイスに国立公園が誕生してから丁度100年目にあたり,8月1日の建国記念日のツェルニッツにおける特別な式典の他,同地のビジターセンターの特別展,ページェント,コンサートなど様々な催しが予定されています.(ツアーなども開催されるそうです.)今年は,スイスの自然を堪能するのに,特に適した年となりそうです.(天候にもよりますが.)

詳しくは,スイス国立公園の公式サイトをご覧下さい.(リンク先は,英語のページですが,さらに詳しい情報は,同サイトのドイツ語のJubiläumのページやAnlässeのページをご覧ください.)

Thursday, 13 February 2014

イスラム諸国の男女に訊きました.イスラム女性としてふさわしい服装とは?

先日,サウジアラビア映画『少女は自転車に乗って』(原題"Wadjida", "وجدة", ハイファ・アル=マンスール監督)を観て,たいへん感銘を受けました.映画としての出来栄えの素晴らしさは言うまでもなく,加えて監督が女性ということもあると思いますが,サウジアラビアにおける女性の社会的境遇がとてもよく描かれていました.それでいて,主人公の少女のあどけないしたたかさとでもいうのでしょうか,自分に正直に向き合う姿勢が,将来の,あるいは現在徐々に進行しつつあるイスラム社会の変化に対して明るい希望をも感じさせてくれた作品でした.

ところで,最近目にしたLe Courrier internationalの記事"Infographie : quel est le style "convenable" pour les femmes ?"で面白い話題が取り上げられていました.アメリカのPew Research Centerによって実施されたアンケート結果とその分析です.内容は,エジプト,イラク,サウジアラビアなどイスラム圏諸国の男女に異なる服装の女性のイラストを示して,どれがイスラムの女性として適切であるかを訊ねるというもの.その結果が,こちらのインフォーグラフに示されていますが,映画の舞台となったサウジアラビアの調査結果を見ると,当然ですが,映画の中で描かれているこの国の女性の風俗とまさにぴったり一致しています.(緑色の横棒グラフが男性を,そしてオレンジ色の横棒グラフが女性の回答結果を示しています.)

ご紹介した記事の英語版(オリジナル)へはこちらから.また,アンケートに関する詳しい報告および分析(英語)はこちらからダウンロード可能です.

なお,冒頭でご紹介した映画ですが,横浜の映画館ジャック&ベティで3月8日から14日まで上映されます.(期間中毎日二回上映:11:50 -, 18:40 -) 詳細は同映画館のこちらのページをご覧ください.

映画『塩狩峠』に登場した蒸気機関車 - 三菱大夕張鉄道No.3, No.4号機

今月28日は,明治42年(1909年)同日に,北海道の宗谷本線塩狩峠において自らの命を犠牲にして大事故を未然に防いだクリスチャン青年鉄道員長野政雄さんの1905回目の命日です.この出来事は三浦綾子さんの小説『塩狩峠』に描かれていますが,それをもとに1973年,松竹とワールド・ワイド映画が共同で同題の映画を制作しています.*1)

以下に書くことは,長野さんの命日を前に些か不謹慎かもしれませんが,一人の鉄道ファンとして最近知ったことです.それは,映画に登場する蒸気機関車(もちろん本物)のことです.二両登場しますが,国鉄9600形式のヴァリアントのひとつで,日立製作所により私鉄三菱鉱業大夕張鉄道向けに製造されたNo.3およびNo.4号機だったそうです.撮影の際には,それぞれ除煙板を外し,ナンバープレートも302, 809, 405といった三桁のものに付け替えて使用されていたようです.*2)

最初にこの映画を観たのは高校生のときですから,今から30年以上も前のこと.(その後,留学中のフランスでも観る機会がありました.) 長野さんの行為に感銘を覚えたことはもちろんですが,鉄道少年としてひとつ気になったことがありました.それは,映画の冒頭,鉄道青年会*3)の名寄支部発足式の翌日,講演者として招かれていた長野さんが名寄から帰路に着くときのシーンで彼が乗る列車を牽引する機関車の後ろ姿が写ったのですが,炭水車の両脇が後方に向かって下り勾配がついた形状をしていたのです.それを観て,当時持っていた知識からC56*4)と判断したのですが,続けて観て行くと本体はC56とは違う.むしろ,9600のような印象を受けました.(特にオープニングクレジットには,はっきりとその特徴的な姿が写っていました.)そして,最近,ウィキベディアのお陰でその謎がようやく解けました.ウィキペディアの国鉄9600形蒸気機関車の項の「私鉄の同形機」の箇所に三菱鉱業大夕張鉄道向けに製造された車両の炭水車が上記の仕様になっていたと書かれています.つまり,9600形の本体にC56形の炭水車を連結したようなタイプの機関車だったというわけです.大夕張鉄道のNo.3およびNo.4の製造年はそれぞれ1937年,1941年でしたから,C56の製造初年である1935年より後であり,やはりC56のバックスロープ型テンダーにヒントを得たのでしょう.また,それ以外にも国鉄形とは異なる仕様があったらしいことは,映像からも判ります.

ところで,こうした形状の炭水車は,世界でも珍しいのではないかと思います.外国の蒸気機関車で多少の知識を持ち合わせているものといえばドイツの蒸気機関車くらいですが,少なくともドイツには同様の炭水車は存在しません.逆に,ドイツにあって日本にない炭水車のタイプというと車掌室付き炭水車を挙げることができます.ドイツ語で"Kabinentender"(= Cabin tender)といいますが,貨物列車の車掌車を節約するために考案されたそうです.(例えば,2'2'T26 Kabなど.*5))あるいは,戦時仕様の50形や52形用に考案された浴槽形テンダー("Wannentender" = "(Bath)tub tender".2'2'T 30),同様に,復水式テンダー("Kondenstender" = "Condensation tender")なども日本には存在しません.なお,復水式テンダー(3'2'T 16など)を備えた機関車は,復水式機関車("Kondenslokomotive")という特殊な形式に属します.

ここで話を映画『塩狩峠』に戻しますが,このポストに運営されているサイトへのリンクの設置を許可していただいた三菱大夕張鉄道保存会の方から次の情報も頂きました.それは,『塩狩峠』は,ほぼ全編が大夕張で撮影されたこと,旭川教会*5)として登場する建物は,現存する日本キリスト教会鹿ノ谷教会*6)であること.そして,映画の撮影に使用されたNo.3, No.4については,両機とも保存されてはいるものの,No.4は夕張市の破綻により保存施設が閉鎖,No.3は個人所有でしたが,鉄道保存協会に譲渡され,同団体により保存および公開の手段が検討されているといったことです.

上記の独特の形状を持った二両の機関車のうち,どちらか一両でも公開される日が一日も早く来ることを願って止みません.(できれば,動態保存機として復活し,また広大な雪原を力走する姿が見られれば最高なのですが...)




*1) やはり,ウィキペディアから知ったことですが,似たような殉職事件は昭和22年,長崎県打坂のバス路線でも発生しています.ここでも,当時21歳の鬼塚道男車掌が自らの体を車止めにして急勾配を下り落ちるバスを止めることに成功し,乗客達の命を救いました.(cf. ウィキベディア「打坂地蔵尊」)ひとつ,ここであえて強調しておきたいことがあります.それは,長野さんにしても鬼塚さんにしても,彼らの行為はあくまでも自発的な決断によるものであって,自らが所属する社会集団(例えば,国家)による強制ではなかったということです.すなわち,映画『月光の夏』で描かれたような国家から軍神として無理矢理命を捧げさせられた特攻隊員たちや,同様に『When Pigs Have Wings』で描かれたイスラム原理過激主義者たちによってやはり強制的にムジャヒディンおよび殉教者とさせられそうになった主人公の行動とは決定的に異なるものであるということです.
*2) 詳しくは,三菱大夕張鉄道保存会のサイト内の「映画の舞台・三菱大夕張鉄道」のページをご覧下さい.同じく「1970年5月混合3列車乗車記」には,デフロスタを付けたバックスロープテンダー付9600の写真も掲載されています.なお,実際に事故が発生したのは1909年のことですから,当該列車を牽引していたのはもちろん9600ではありません.
*3) 正確には「鉄道キリスト教青年会」』.1908年,益富政助(ますとみ まさすけ)によって設立された団体.(Cf. 『日本キリスト教歴史大事典』,p899) 
*4) C56は,個人的に好きな形式のひとつですが,タンク機関車のC12をテンダー機に改造したものだそうです.ウィキペディアの解説には,ドイツの旅客用タンク機関車64形をテンダー機に改造した24形にヒントを得たのではと書かれていました.ところで,ドイツには逆の例もあります.つまり,テンダー機をタンク機に改造した例です.具体的には,57.14‰という急な勾配区間が存在するHöllentalbahn用に強力な貨物用テンダー機44形をベースに開発された三気筒の85形(1'E1' h3t)です.80番台なのでドイツ帝国鉄道(DRG)時代に開発された貨物用の統一規格機ですが,旅客列車も牽引しました.なお,合計10両製造されたもののうちの1両がフライブルグに展示されていますが,近い将来,動態保存機として復活し,ドライゼーエン鉄道でその勇姿を見せてくれることになりそうです.(2014年1月18日に放送された同保存鉄道を取り上げた"Eisenbahn Romantik"による情報.)日本では,D52とほぼ同じボイラーを使ったE10がそれに近い例と言えるかもしれません.(動軸数では,前者は4,後者は5と異なりますが.)
*5) 長野さんが実際に所属していたのは,現在の旭川六条教会.

*6) なお,車掌室付きテンダーは,ドイツにおいては唯一統一規格形の2'2'T 26を改造したもののみ製造されましたが,面白いことにオーストリア連邦鉄道においては,浴槽型テンダー2'2'T 30を改造したものもありました.(形式名は,2'2'T 30 Kabということになるのでしょうか.)(Cf. Die Dampflokomotive-Technik und Funktion, Teil3・Kurvenbewegliche Laufwerke, Bremsen, Lokomotiveausfrüstung und Tender, Eisenbahn JOURNAL Archiv, 3 Auflage, Hermann Merker Verlag Gmbh, Fürstenfeldbrück, 1994, pp66f)
*5) インターネットで鹿ノ谷教会という言葉で検索すると「夕張伝道所」として表示されます.

Sunday, 9 February 2014

「振り込め詐欺」をフランス語で言うと

フランス語圏のニュースを取り上げると謳っておきながら,最近は専ら鉄道関連の話題ばかり,しかも特にドイツの蒸気機関車についてのポストばかり載せておりますことをお詫び致します.

そこで今回は,特にフランス語を学習されている方に僅かでもお役に立てればと思い(本来はそれが本ブログの目的だったのですが),この言葉がフランス語でどのように訳されているか,たまたま見かけた記事などからご紹介したいと思います.

最初の記事は,2013年7月3日付電子版Le Nouvel Observateurの"Un suspect écroué dans une vaste escroquerie aux virements bancaires"で,タイトルからお判りになるように"escroquerie aux virements bancaires"と日本の振り込め詐欺を直訳したような表現が使われています.犯人は中国人グループで,リヨンなどローヌ・アルプ県に存在する複数の企業から総額2000万ユーロ以上を騙しとったとされており,犯人の一人が逮捕されました.手口は,相手に親類と思い込ませる点では日本と同じですが,相手は企業の幹部社員なのでさらに大胆です.そして,騙しとった金の送り先はすべて中国でした.(この事件は,NO以外の様々なニュースサイトでも取り上げられたので,興味がありましたらgoogle.frのActualitéなどにおいて上記タイトルで検索してみてください.)

なお,他の呼び方としては,"Escroquerie d'urgence"(カナダ政府の詐欺対策のサイト.ここでは,また"Escroquerie de grands-parents"(祖父母詐欺という名称も使っていますが,手口は変わりません.犯人は孫を名乗ります.), あるいはEscroquerie au petit-fils (「孫(を名のる)詐欺」リュクセンブルグのニュースサイト5minute.lu,同じ名称はカナダ警察のサイトでも使われています.)などがあるようです.

では,ドイツ語では何と呼んでいるかと言いますと,やはりEnkeltrick-Betrüg(孫(を名のってだます)詐欺)と呼ばれているようです.タブロイド紙の20 Minutenの最近の記事"Enkeltrick-Betrüger machen Beute wie nie"は,2013年における被害の件数は12月17日の時点で837,被害額も過去最高の3,905,873スイスフランを記録したと伝えています.(1件あたりの平均被害額は52,782スイスフランと日本の200数10万円と比べて2倍以上.*1))そして,被害者のほとんどが75歳から90歳の女性*1)と,やはり日本などと同じです.また,グループによる犯行がほとんどで,特にポーランドを本拠地としている場合が多いと連邦警察はみています.

最後に,では英語ではと調べたところ,"Relatives in need scam"という呼び方などが使われているようで,結局こちらが一番判り易いような気がします.(例えば,米国ワシントン州の法務局のサイトなど.)




*1) 日経BPのこちらのサイトに記載されていた情報.(リンクフリーとのことなので使わせていただきました.)
*2) 参考迄に,統計局のデータによると,スイスの2012年末における65歳以上の女性の人口は79万300人.

Wednesday, 5 February 2014

2014年春,サー・ナイジェルに会うには

旧LNERのA4形の一両,60007 Sir Nigel Gresleyに関する情報です.管理者であるThe Sir Nigel Gresley Lokomotive Preservation Trust Ltdによると,2月15日から23日にShildonにおいて開催されるマラード号世界記録樹立イベントの最後を飾るイベント"Great Goodbye"に参加後,North Norfolk Railwayへ移動し,NNRにおいて3月7, 8, 9日に開催されるSL祭(Spring Steam Gala)に参加する予定とのこと.(英国の鉄道網の所有者であるNetwork Railによる車両限界審査の結果次第だそうですが.)

その後は,詳細は未定ですが,例年通りNYMRのSL祭(Spring Steam Gala)に参加するのではないかと思っています.(4/25 - 27, 5/2 - 5)

なお,以上の保存鉄道の他,SL祭は英国各地の保存鉄道で開催されますが,以前本ブログで取り上げたセバーンバレー鉄道でも3月21, 22, 23の週末に予定されています. (詳しくは同鉄道のサイト内のこちらのページでご確認ください.)

ところで,最近,ツイッターで知ったのですが,英国にはフルタイムのボランティアで蒸気機関車の機関助士を務めている女性がいるそうです.まさに,《機関女子》!サミーさんとおっしゃるそうですが,写真を見る限り若くてなかなかの美人,しかも機関助士を務めるだけもあって,恐らく力持ちでおられることでしょう.サミーさんのツイッターのURLはこちらです.

Tuesday, 4 February 2014

2月23日運行のレティカ鉄道SL列車乗車券が今なら半額で購入可能

通常85 CHFのところ,Südostschweiz.comのサイト(ドイツ語)から申し込むと半額の42.5 CHFで購入が可能です.(実際にはクーポンが送られてくるので,それを19日までにレティカ鉄道の駅などで乗車券と引き換えます.)運行ルートは,ラントクアルト/クール発,ディセンティス往復です.詳しくは,レティカ鉄道のこちらのページをご覧下さい.