"BAHN"の別冊『急行用機関車特集』号 (2018年3,4月号)の巻末(p98)に掲載されていたリストから動態保存されているマシンのみ抽出しました.なお,下記の個々の機関車の車歴はこちらでご確認ください.(ドイツ語) 軸配置は全てパシフィック形 (2'C1')です.気筒数は2, 3,または4.ボイラーは,石炭,重油のいずれかを用いる専焼方式です.
*運行可は特別列車等を牽引し,本線上の走行が可能である整備状態という意味です.
私事ながら,まもなく大船渡で建設されるバイオマス発電所に設置されるValmet社製循環流動層ボイラーの組み立てに関わることになりましたが,これも含めボイラー全般に用いられている蒸気を加熱して膨張力を高める方法を思いついたのはドイツのエジソンとも呼べる,ヴィルヘルム・シュミットです.そして,もちろん上記のすべての機関車も彼の発明を応用した加熱蒸気式機関車です.
*運行可は特別列車等を牽引し,本線上の走行が可能である整備状態という意味です.
運用番号 | 所有者 | 現状 | ||
01 | ||||
01 005 |
|
走行可 | ||
01 066 | Bayerisches Eisenbahnmuseum Nördlingen | 運行可 | ||
01 118 | Historische Eisenbahn Frankfurt (M) | 運行可 | ||
01 150 | Deutsche Bahn AG | 運行可 | ||
01 164 | privat, Standort Lichtenfeld | 走行可(新型ボイラー) | ||
01 173 | Süddeutsches Eisenbahnmuseum Heilbronn | 動態復元中 | ||
01 180 | Bayerisches Eisenbahnmuseum Nördlingen | 運行可(新型ボイラー) | ||
01 202 | Verein Pacific 01 202 (Schweiz) | 運行可(ドイツ国内も走行可) | ||
01.5 | ||||
01 509 | Pressnitztalbahn | 運行可 | ||
01 519 | Eisenbahnfreunde Zollernbahn | 運行可 | ||
01 533 | ÖGEG, Standort Ampflwang (Österreich) | 運行可 | ||
01.10 | ||||
01 1066 | Ulmer Eisenbahnfreunde | 運行不可 | ||
01 1075 | Stoom Stichting Nederland, Rotterdam | 運行可(石炭燃焼に改装) | ||
01 1100 | DB Museum Nürnberg | 運行不可 | ||
01 1102 | privat | 運行不可 | ||
01 1104 | privat,Standort Krefeld | 動態復元中 | ||
03 | ||||
03 155 | Wedler&Franz, Standort Nassen | 運行可 | ||
03 204 | Lausitzer Dampflokclub, zzt. Werk Meiningen | 点検修理中 | ||
03.10 | ||||
03 1010 | DB Museum, Standort Halle (Saale) | 運行可 | ||
18.2 | ||||
18 201 | privat, Bw Lutherstadt Wittenberg | 運行可 | ||
18.4-5 | ||||
18 478 | Bayerisches Eisenbahnmuseum Nördlingen | 運行可 | ||
18 505 | DGEG-Museum Neustadt/Weinstr. | 運行可 |
私事ながら,まもなく大船渡で建設されるバイオマス発電所に設置されるValmet社製循環流動層ボイラーの組み立てに関わることになりましたが,これも含めボイラー全般に用いられている蒸気を加熱して膨張力を高める方法を思いついたのはドイツのエジソンとも呼べる,ヴィルヘルム・シュミットです.そして,もちろん上記のすべての機関車も彼の発明を応用した加熱蒸気式機関車です.
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