Monday 19 January 2015

世論調査によるとフランス人の10人中4人がマホメットの風刺画を「避けるべき」,8割がテロの犯人のフランス国籍剥奪を支持

ということは,ほぼ6割,つまり過半数はマホメットの風刺画は避ける必要はないということのようです.

世論調査を行ったのはIfopで,その結果がJournal du Dimancheに掲載されたのですが,それによると,マホメットの風刺画を避けるべきと答えた人は全体の42%,その一方で半数近くの49%が,インターネットにおける表現の自由の制限には反対と答えています.

マホメットの風刺画に関する設問には"certains musulmans se sentent blessés ou agressés par la publication de caricatures du prophète Mahomet"(「特定のムスリムたちは預言者モハメットの風刺画をメディアに載せるということにより傷つけられたと感じるが」)という文言が含まれていたそうですが,57%の人が彼らの反応は考慮する必要はなく,引き続き同様の風刺画は公開すべきと回答,42%が彼らの反応は考慮すべきであり,この種の風刺画の公開は避けるべきと回しました.(1%は,どちらでもないと回答.)

また,ソーシャルネットワークを含むインターネット上における表現の自由の制限については,50%が賛成,反対は49%.どちらでもないが1%でした.

そして,二重国籍を持つ人でフランス国内においてテロに関与したもののフランス国籍剥奪については81%が賛成,また,68%が,テログループの支配下にある国や地域へ戦闘に参加する目的で赴いたと思われるフランス人の帰国禁止に賛成しています. さらに,68%の人が同様の目的でフランスを出国しようとするフランス人の出国禁止に賛成しています.

なお,フランスの外国における軍事介入については,57%が,シリア,イエメン,またはリビアにおける新たな軍事介入は不支持,63%が,フランスのイラクにおける軍事介入の拡大に対して不支持を表明しています.

以上,L'OBSの4 Français sur 10 estiment qu'il faut éviter les caricatures de Mahometからでした.

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