Thursday, 19 April 2018

少々騒ぎすぎでは... 福田淳一事務次官辞任について - 所感

一言でいえば,バカ(辞めた事務次官たち)とは関わらないほうがよいということです.
  • 内部調査,しかも顧問弁護士に相談して対応を決めるなど,まったく意味が無いことは判りきっている.役人の考えることは,その程度であり,そんなことをして税金を無駄に使っているだけであることも判りきっているので,とりたてて騒ぐほどでもない.
  • 本人,または財務省側が記事に対して文句があるのなら,名誉毀損等で訴訟を起こせばよいだけ.
  • 別に辞めた人間を擁護するつもりなど全くないが,なんとなく,しかけられた罠にかかったと思えなくもない.
  • この男は,そういう発言をする野卑な人間,つまり紳士ではないし,まして君子でもない,人間として極めてつまらない人生を生きている輩であり,微小人であると鼻で笑って軽蔑すれば,それで十分済むこと.ようするに,典型的な日本の変態親父,あるいは爺いにすぎず,天地がひっくり返ったような(アステリックスたちなら,天が落っこちてきたような)騒ぎをするのは,不思議に思えて仕方がない.もっとも,下の記事が伝えるやりとりを聞いて,こいつ,本当に人間の脳を持っているのかと訝しく思ったことも事実だが...
  • もし,女性記者に対して,そのような発言を行ったことが気に入らないのであれば,大騒ぎをする人々は,この男が自殺すれば,さらに満足するのだろうか.なお,個人的に興味があるのは,その際,本人の遺書の中に,"被害"に会った女性記者宛てに「毎晩,化けて出ておまえのベッドに入って行くからな」と書いていたら,それについても,やはりセクハラと言って大騒ぎするのだろうかということ.(遺族は,そんなもの公開をしないだろうが.)

    蛇足だが,いやしくも,国家国民のために尽す官僚のトップとなれば,かつて山本五十六元帥が海軍次官時代に綴った『述志』に込めた気概に近いものを少なくとも持っていて欲しい.あるいは,大津事件が起きた時,極端に露西亜による報復攻撃を恐れた西郷従道内相が犯人の元巡査を,本来,皇族をに危害を加えたものに適用される刑法116条を適用し,彼を同条が定める死刑に処すべきと主張したのに対し,司法の立場からこれに反対する大審院長児島惟謙(これかた)が述べた言葉に込められた精神に近いものを持って欲しい.ついでに言うと,外務大臣には,かつての不平等条約を撤廃させた青木周蔵がイギリス外務次官補に語った言葉に込められた信念を持っていて欲しい.(興味がおありなら,こちらのポストをご覧ください.)
  • 財務省の職員が自殺したことのほうが,もっと重要な問題と思えるのに,あまり騒がれていない.
  • どうも,この国の人々にとって,社会を構造的に改良することなどは二の次で,欲求不満の手軽な解消手段として,公務員や議員などの公人を辞めさせることにやたらに情熱を注いでいるように思えて仕方がない.
なお,下の記事のように女性を暴行した場合は,話は別.
確かに,日本の実質的支配者は官僚であり,税金も彼らの意のままに使われ,国民は,これまでに官僚が構築した堅固で不透明な機構に立ち向かう術を持ちません.ただ,それに立ち向かえる唯一の手段で手段である選挙における投票率は低いし... やはり,日本の民主主義とは所詮押し付けられたものであり,民主主義のパロディに過ぎないようです.

下は,マクロン大統領の大学制度改革に反対する学生たちによる校舎占拠のニュース.フランス人のほぼ半数は,学生たちの行動を支持しています.フランスを見習うべきと言うつもりは毛頭ありませんし,また,それが民主主義の正しい姿というつもりもありません.が,日本人もツイッターやウェブだけに頼らず,もう少し活発に抗議行動をしても良いような気もします.

そういえば,かつて2年ほど滞在したアルジェリアで,一時帰国した日本から戻ってきた当日,勤務地の最寄りの町であるコンスタンチンの市内で市民たちによる蜂起がありました.あちこちでタイヤなどが燃やされ,大勢の人たちが道に繰り出していました(なぜか,牛も街中を歩いていました)が,普段からアルジェリアの人たちには仲良くしてもらっていたし,こちらに危害が加えられることもないと,不謹慎ながら高みの見物をしながら迎えに来てくれた現地人が運転する車で居住地に戻ろうとしましたが,町から外へ出る道が,ほとんどすべて封鎖されていて,さすがに往生しました.とはいえ,こうした抗議ができるということは,健全な市民感覚の表れであるように思えたものです.もちろん死傷者が出るような事態へ発展しては問題ですが.
フランスでは,マクロン大統領の改革案に反対する人たち12万から30万人が(ずいぶん間がありますが),街頭に繰り出したそうです.

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