Sunday, 19 February 2017

移民が経済に与える負の影響の論理の正当性について考察した本 (フランス語)

"l'Immigration en France"という本です.海を挟んで反対側では,新大統領がしきりに外国からの人の移住の害を力説していますが,実際に外国移民の増加によって離職を余儀なくされたり,減俸の対象となるのは,トランプ氏がその利益を守ると熱弁を振るっている,すでにアメリカに移り住んでいるラティノやアフロの人々なのです.奇妙な論理です.すでにいる人々は,出自は同じでも守られる.しかし,彼らと同じように新たにアメリカに移り住みたい人々は断られる.単なる早い者勝ちの法則にすぎず,普遍的なルールではありません.

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