熊本地震の発生直後から,熊本出身で千葉在住の友人と何度か電話でお話しました.彼の90歳近いお母さんは,震源地の益子町の家にお一人で暮らしています.家は,損傷したそうですが,彼女は無事でした.そして,役所の方かどなたかに,ある避難所に連れてって頂いたそうですが,残念なことに,現在,どこの避難所におられるのか判らず心配でならないというのです.思い当たるところ全てに訊ねてみたものの,判らなかったとのことでした.仕方なく,インターネット上で各避難所に収容されている方々の名簿を探したそうですが,見つからなかったそうです.お母さんは,若干,認知症が発症しているようで,どなたかに自分の身内に連絡してくれとは,今の彼女の状態では恐らく頼めないだろうとのことでした.
以上の話を聞きながら,これだけ色々な情報通信技術が発達していても,こうしたことが起こるのかと不思議に思ったものです.もちろん,今は,まず避難されている方々の食料,宿泊設備の確保が最優先になされなければならないと言うことは理解出来ます.しかし,もし可能であれば,それと同時に少なくとも以下のふたつの情報をGoogle mapなどを使って,誰もが閲覧できるようにして頂けないものでしょうか.
以上の話を聞きながら,これだけ色々な情報通信技術が発達していても,こうしたことが起こるのかと不思議に思ったものです.もちろん,今は,まず避難されている方々の食料,宿泊設備の確保が最優先になされなければならないと言うことは理解出来ます.しかし,もし可能であれば,それと同時に少なくとも以下のふたつの情報をGoogle mapなどを使って,誰もが閲覧できるようにして頂けないものでしょうか.
- Google map上に各避難所の位置を示し,収容している方の名簿を組み込む.
- Google map上に交通路の状況を示す.(アメリカのCrisis mapのようなもの)
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