Friday 20 November 2009

アルジェリアの風の便り

先日、夕方仕事から車で滞在先に戻る途中、走行中の国道の向こうに広がる風景を見ながら、「自分の国からこんなに離れたところにいても、ちゃんと息ができる。ということは、当然、日本で吸っている空気と成分がそれほど、というかまったく変わらない空気がここにも存在しているわけだ」という思いが、なぜか突然頭の中に浮かびました。ここに書くほどのことも、敢えて人に伝えるほどのことでもないのですが、なぜか、そのことがしきりに不思議に思えたのです。(なんだか、別の星にいるように感じているような物言いで、土地の人たちには申し訳ないのですが。)

そして、「人間というものは、この地球という星の大体どこでも生きることができる生き物で、逆に言えば、地球という星も、人間が生きることのできる環境を、大体どこでも提供してくれているわけだ...」ということを改めて実感し、ちょぴり新鮮な感動を味わった瞬間でした。


夕暮れ間近の風景。Didouche Mourad近郊。


コンスタンティンの子供たち。人懐っこさ(正確には、無邪気な
馴れ馴れしさというべきかも知れませんが)には驚かされます。

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