ドイツの作家,ハンス・カロッサ(Hans Carossa)が,そのギムナジウム時代を過ごしたランツフート(Landshut)で4年に一度開催される催しですが,2013年が前回の開催から4年目に当たります.今回の開催期間は,6月28日から7月22日までのおよそ一ヶ月間.トルコの脅威に対するキリスト教国の同盟を強固にする目的で,中世の末期1475年に行われたという,当時のバイエルン公の子息とポーランド王女の結婚式が再現され,その他,馬上槍試合などの様々な出し物が披露されます.カロッサの『若き医師の日々』では,主人公(カロッサ)が旧友たちとこのイベントを見物に出かけるシーンが描かれています.
公式サイト(英語)は
こちら.
プログラムのダウンロードは
こちらです.(ドイツ語のみ)
なお,催しの舞台であるランツフートはもちろん,近隣の観光地のホテルのほとんどは開催期間中,すでに予約で一杯のようです.(7月1日にランツフートを訪れたとき,
Goldene Sonneという宿屋の前を通りかかりましたが,入口に"Suchen Sie ein Zimmer, helfen wir Ihnen dabei."などと書かれた札が掛かっていました.「部屋をお探しならお手伝いいたします.」と言った意味でしょうが,果たして空き部屋があるかなど詳細は不明です.)
以下,ランツフートを訪れた折に撮影したスナップです.
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目抜き通りの両側には見物席が設けられていて,すべて指定席.イベントごとに観覧券を購入します.向かって左から二番目の建物は市庁舎.中に案内所があります. |
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ギムナジウムの卒業式の後,カロッサが仲間たちと塔に昇った聖マルティン教会. |
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ハンス・カロッサ記念ギムナジウム |
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炎天下のパフォーマンス,本当にお疲れ様です. |
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