Sunday, 3 January 2016

昨年12月に自衛隊機にインターセプトされた2機のロシア軍機とは

日本が'価値観を共有している'という西側先進国に対する脅威としては,中国よりもロシアのほうがはるかに現実性が高いと言うべきでしょう.クリミア併合以降EU,あるいはNATOは全くロシアには信頼をおかなくなっています.中国との開戦の可能性は限りなく低いでしょうが,NATOとロシアの間では今後も何が起きるか判りません.場合によっては,偶発的であったにせよ,重大な結果につながる出来事が起きる可能性は捨てきれません.その場合,実質的にNATOのメンバーとなった日本もそこに巻き込まれることを覚悟しておく必要があります.

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