Charlie Hebdo襲撃事件で犠牲となった方々への追悼の意をこめて,先日,ARTEで"Fini de rire"/"Ausgelacht?"(BFTVベルギー, ARTEフランス制作 2012年)が再放送されました.以下は,その中で紹介されていたアメリカの挿絵画家Ann Telnaesさんの言葉です.さらにくわしくはこちら.(オリジナル音声+フランス語/ドイツ語字幕)各地のカートゥーニストの意見もこちらで視聴することができます.
「報道の挿絵のなかには個人的に受け入れられないものもある.あるものは,極めて侮辱でさえある.それでも,カートゥーニストに対する脅迫,暴力行為を正当化するいかなる理由も存在しない.特定の集団を傷つける可能性があるとしてカートゥーニストに特定のテーマを扱わせないようにするのは危険.(英語ではmenaceという言葉を使っているようでした.)そうなると,他の集団も同じことを言い出し始める.」
まさに,ヴォルテールの姿勢としてStephen G. Tallentyreによって紹介された"I disapprove of what you say, but I will defend to the death your right to say it"の精神そのものだと思います.下は,Charlie Hebdo襲撃事件を受けて公開されたアメリカのカートゥーニストの2団体による声明へのリンク.
Il n'existe aucune raison valable de menacer ou violenter un dessinateur de presse. C'est ce que je resens. ça ne veut pas dire que je suis d'accord avec tout ce qui est dessiné. ça peut être extrêmement insultant. Mais je pense que c'est une pente très dangéreuse, quand on commence à empêcher un dessinateur d'aborder un sujet parce qu'il pourrait offencer une communauté, ça deviendra une folie. Parce qu'après une autre communauté va dire: je n'aime pas que l'on dessine ça ou ça et ainsi de suite.以下,稚拙ながら抄訳です.
「報道の挿絵のなかには個人的に受け入れられないものもある.あるものは,極めて侮辱でさえある.それでも,カートゥーニストに対する脅迫,暴力行為を正当化するいかなる理由も存在しない.特定の集団を傷つける可能性があるとしてカートゥーニストに特定のテーマを扱わせないようにするのは危険.(英語ではmenaceという言葉を使っているようでした.)そうなると,他の集団も同じことを言い出し始める.」
まさに,ヴォルテールの姿勢としてStephen G. Tallentyreによって紹介された"I disapprove of what you say, but I will defend to the death your right to say it"の精神そのものだと思います.下は,Charlie Hebdo襲撃事件を受けて公開されたアメリカのカートゥーニストの2団体による声明へのリンク.
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