Saturday, 18 July 2020

1922年,すでにメスキータはコロナ危機を予想していた !?

昨年6月から東京ステーションギャラリーを皮切りに各地で巡回開催中のメスキータ展(本稿掲載時点では宇都宮美術館にて2020年8月30日まで開催中.)ですが,その展示作品の中に'Niest nooit zonder zakdoek'(「ハンカチーフ無しでくしゃみをすることなかれ」)と題された一幅があり,「メスキータは,コロナ危機を予見していたのではあるまいか...」と云った都市伝説めいた噂が関係者や来客者の間でささやかれているとか.以上,本日,訪れた宇都宮美術館の学芸員の方から伺ったお話です.以下は,Wikipediaによるメスキータの紹介です.
サミュエル・イェスルン・デ・メスキータ (ヘブライ語: שְׁמוּאֵל יְשֻׁרוּן (יְשׁוּרוּן) דה-מסקיטה‎‎ Šmu'él Ješurun de-Meskita, オランダ語: Samuel Jessurun de Mesquita,1868年6月6日 – c.1944年2月11日)は,オランダの美術家.版画家,画家として,19世紀末から20世紀前半に活動した,セファルディム系のユダヤ人であり,ナチス・ドイツによってアウシュヴィッツ=ビルケナウ強制収容所に送致され,ガス室で殺害された.
下は,オランダ国立図書館のサイトの同館のコロナ対策を説明するページに掲載された問題の画(部分).1922年に制作された展覧会のポスターの一部です.

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