Sunday, 26 November 2017

ホットワインを片手に58 311牽引列車で訪れる初春のドイツ (2018年1月13日運行)

詳細は主催者のトライサ鉄道友の会のサイトで.オンライン予約はこちらで可能です.なお,往路ではトレイサからアンデルナッハまではEL243 005号機が牽引,アンデルナッハからヴェステルブルグまでをウルム鉄道友の会所有の58 311が牽引します.復路ではヴェステルブルグからコブレンツまで後者が牽引,コブレンツからトレイサまでは前者が牽引します.3気筒5動軸の貨物用機関車58 311(1'E h3)は,ドイツ帝国鉄道(DRG)設立以前は旧バーディシュ鉄道に所属(形式名はG 12.Gは貨物列車用(Güterzuglokotive)を示します.).戦時中の1942年4月14日から1943年5月15日までポーランドのアウシュヴィッツ機関区に所属した経験があり,ドイツとポーランドの悲しい歴史の生き証人でもあります.(国鉄9600形(1'D h2)に似た風貌.動画サイトで"58 311"というキーワードで探すと多くのクリップが公開されています.特に雪景色を背景に走る様子は,映画『塩狩峠』のオープニングシーンを彷彿とさせます.動輪直径は9600形の1250mmに対して,58形では,後に製造された52形迄の統一形の貨物機と同様,1400mmです.) なお,下の地図は,時刻表に記載されている通過駅を直線で結んだものであり,路線の正確な位置を示したものではありません.(図の中の青色の区間は往路復路共に58 311が牽引,蜜柑色の区間は往路が58 311が牽引,復路は243 005が牽引,黒色の区間は往路復路共に243 005が牽引します.)

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